ヤンヤンつけボー(明治)
細長いクラッカーをチョコにつけて…
懐かしいお菓子が売られていました。「ヤンヤンつけボー」です。細長い筒のなかは3つに仕切られていて、半分ほどを占めるスペースには細長いクラッカー、残り半分はさらに2つに仕切られ、チョコレートとカラフルなトッピング。
クラッカーをチョコレートにつけて、トッピングをつけて。
最後はチョコレートが余るので、指で舐める…小さい頃よく食べました。で、ふと思ったんです。
パッケージにはパンダ
現在はパッケージにパンダが描かれていて「ヤンヤンつけボー」という商品名になっていますが、かつての商品は「つけチョコヤンヤン」。
側面にはちゃんと食べ方も書かれています。
1.クイズ 知ってたのしい、日本の一年!
2.つける チョコクリームでたのしい!
3.トッピング カラフルでたのしい!
とにかく楽しいことはわかりました。まずはクイズを解くのが義務なんですね。
なんとなくロッテのイメージだった…
かつては「つけチョコ・ヤンヤン」だったとそうですが、当時は単に「ヤンヤン」と呼んでいた気がします。
ふと上部を見ると「株式会社明治」の文字。え?明治だったっけ?ヤンヤンってロッテじゃなかった?と…調べてみると、1979(S54)年の発売当初から明治なんですね。
あれ、なんでロッテだと思ったんだろう。
あー、ラジオ番組の「ロッテヤンスタNo.1」印象かなあ。この番組はもともと「ロッテ集まれ!ヤンヤン 熱気でムンムン!」というタイトルだったようですしね。
そもそも「ヤンヤン」って何だ?
改めて振り返ると、テレビ東京(当時は東京12チャンネル)で1977(S52)年にスタートして、10年に渡って続いたアイドルバラエティ番組にも「ヤンヤン歌うスタジオ」ってのがありましたよねえ。
70年代には「ヤンヤン」という言葉は「ヤング!ヤング!」という意味で一般的に使われていたと。
そうか「ヤンヤンつけボー」は、そんな70年代の言葉を今に伝えているお菓子でもあるのか。
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