17日の中日新聞朝刊・地域経済面に、在名民放テレビ局5社の、2011年9月中期決算が掲載されていました。3社減収、2社増収。2社減益、3社増益。なかでも、1社、2割を超える減益となったところが。もちろんそれは…。
数字から見ますと、
売上高は
中部日本放送(連結) 15,849百万円(-2.2%)
東海テレビ放送 15,516百万円(-5.0%)
中京テレビ放送 13,058百万円(-3.0%)
名古屋テレビ放送 11,203百万円(+0.6%)
テレビ愛知 4,537百万円(+1.8%)
メジャー3社がマイナスで、マイナー2社がプラスと、明暗わかれましたね。特にテレビ愛知は、自社制作のアニメ枠のタイム収入が好調だったとのことで、増収はなんと6年ぶり。スポットについても、テレビ愛知だけが増加で、他の4社はマイナスだったとのこと。
一方のタイム収入に関しては、テレビ愛知を含めて4社が増加。タイム収入一人負けはもちろん、朝の自社制作生ワイドが無くなったあそこ。
純利益は、
中部日本放送(連結) 384百万円(+47.4%)
東海テレビ放送 771百万円(-22.3%)
中京テレビ放送 816百万円(-13.7%)
名古屋テレビ放送 682百万円(2.9倍)
テレビ愛知 116百万円(+10.3%)
こちらも、東海テレビは大変なことになっていますね。中日新聞の記事をまとめますと
・震災の影響で自動車と家電からスポット出稿減少
・東海テレビ以外はタイムが増加
・名古屋テレビは4年ぶり増収
・テレビ愛知は自社制作アニメのタイムが増加
・テレビ愛知は6年ぶり増収
・テレビ愛知下期はタイ洪水の影響でマイナスになりそう
・中京テレビ「先行きが不安」
東海テレビだけがタイム収入減少、さらにはすごい減益なのに、その理由と思われることについては、一切スルーなのが、さすが横の結束ですね。
本文とは一切関係ありません。
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