カッパカッパカッパのマークの…エルビーでした

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写真:パー子ちゃんのりんご100

かなり久しぶりに「かっぱ寿司」に行ってきました。今や、回転寿司業界で売上日本一を競う存在となった、かっぱ寿司とスシロー。この両社のイメージは大きく異なります。スシローは、

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かつてはポップな色使いに、店名のロゴも丸っこい書体を使い、安かろう…なイメージであったものを払拭し、白地に黒文字というすっきりとした看板に架け替え、「あきんど」ブランドと「スシロー」ブランドの並行もやめ、スシローとしてのイメージアップに成功しました。

一方のかっぱ寿司は、カッパのイメージキャラクターを全面に推し、CMも、味やネタよりもウケ狙いという、ちょっと斜め上を行くものとなっています。以前のイメージでは、かっぱ寿司はネタの品質も接客も安かろう悪かろう、スシローは味はいいけど米の割合が大きい、というものでしたが、久々のかっぱ寿司では、品質も接客も向上していることを感じさせられました。

しかし、一度離れた客が戻るのはなかなか難しいのか、同じ街の同じ道路沿いにある両店舗を、同じ時間帯に覗いてみますと、かっぱ寿司は駐車場もラクラク、座席の待ち時間もゼロなのに対し、スシローは結構な待ちが発生していました。

ただ、こればかりは座席数の違いもありますし、一概にどちらがどうと言い切れるものではありません。ただひとついえることは、かっぱ寿司のかっぱへのこだわりは半端ないということ。きゅうりを海苔巻きにしたかっぱのことではありません。あの、キャラクターのかっぱです。

かっぱ寿司では、レジであのキャラクターのかっぱグッズが販売されているほか、かっぱのキャラクターがプリントされた、お茶なんかが販売されているのですが、わざわざそのお茶に「冬季限定デザイン」なんてのを投入しているほど。

さらには、レーンに流れてくるドリンクにまで、かっぱが印刷されているではありませんか。しかも「パー子ちゃんのりんご100」って。自社キャラクターへの愛は感じます。カーくんとパー子ちゃん。このジュース、どこが作ってるのかと思いきや、東海市のエルビー。

こんなところでエルビーのジュースに遭遇できるとは。そういえば、その東海市の「東海」という文字を見て、思わず、同じ100円回転寿司チェーンの「元気寿司」を思い出しました。台湾でも見かけたんですよね。

確か、元気寿司は東海地区だけ別法人で、「杵屋元気寿司東海」という会社が展開していたんだっけ…と検索したら…会社が解散していたでござる。

さて、そのエルビーのジュースを、かっぱブランドで出しているだけでなく、かっぱ寿司って、名古屋の調理パンメーカー「ジャパンフレッシュ」を子会社化するなど、どうも、この地方に軸足を置こうとしてる感じがありますね。

かわいいかどうかは別にして、あそこまでの自社キャラ推し。嫌いじゃないよ。株主優待の食事券も結構、割がいいみたいだし、これを機に株でも買おうかと思ったりして。(今日現在、約9万円出せば毎年5,250円分の食事券)

回転寿司の経営学

株を買うなら、その前にこの本読まないといかんか。

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コメント

  1. びょん吉 より:

    カッパとスシローの両社とも一時期ゼンショーに買収されて傘下になったのに、どちらとも経営陣と揉めてゼンショーは撤退しましたよね。
    ゼンショーの長期保有株主なので優待券使いたかったのに…回る寿司屋には行かない信念があるけど。

  2. >びょん吉さま コメントありがとうございます
    そうですね。今はどちらも、ゼンショーとは関係ないんですよね。
    回るお寿司屋さんに行かないとは…ブルジョワですね!
    回らないお寿司屋さんは、昔、職場の上司に
    連れて行ってもらって以来…無いですね…。

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