闘いながら地域のために・FB連動ラジオ番組をネットで世界に配信

140426

FMらら・ららpodcasting

今年度は2つの番組を配信

可児市に本社を置き、岐阜中濃地域をカバーする、地域ラジオ放送局「FMらら」
今年度も配信システム構築を担当させていただき、番組のインターネット配信がスタートしました。

4月に配信がスタートしたのは、可児市が提供する2番組、1つは市長の公聴広報番組、そしてもうひとつが、難病と闘いながら、地域のために様々な活動に携わっている女性の番組です。また、全国でも珍しい、可児市のフェイスブック活用との連動、広報との連動となっています。

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市長の公聴広報番組は、毎月第1木曜にラジオで放送、配信されている「ようこそ市長室へ」市の施策について、市長が直接お話されるものです。そして、毎月第2・4週に放送・配信されているのが、「可児市ふるさと広報大使塚本明里のあかりぃ話♪」です。

塚本明里さんはこれまでも、岐阜美少女図鑑でモデルとして、岐阜・柳ヶ瀬商店街の非公式キャラクター「やなな」の広報として活躍されてきたのですが、激しい倦怠感が続く慢性疲労症候群(CFS)と線維筋痛症と闘いながら活動を続けており、痛み止めの麻酔注射を何十本も打つ日もあるそうです。

それでも、地域や社会とのかかわりを持ち続けたい、その思いが、可児市ふるさと広報大使としての活動、番組のパーソナリティを務める原動力となっています。市の広報番組といっても、いわゆる広報のラジオ版ではなく、可児の魅力を発信するスタイルになっていますので、可児市民以外の方にも楽しめる情報になっています。

この病気は、日本に約38万人の患者がいると推定されているのですが、原因不明であり、また、症状が極度の疲労ということもあり、病気自体がなかなか認知されていません。多くの人にこの病気のことを知ってほしいという思いと、同じ病気に苦しむ人たちの勇気に繋がればという思いも、番組にこめられているのでしょう。

また、可児市では全国に先駆けて、参加型のフェイスブックページ「かにすき」を展開しており、そこでも塚本さんは大使として投稿されており、また、参加されている方からの投稿も番組に反映されています。ラジオという昔からのメディアと、インターネットのSNSでの先駆けとなる取り組みの融合です。

番組は、リアルタイム配信ではなく、いつでもどこでも聞けるPodcast配信なので、
FMららの電波が届くエリアはもちろんのこと、電波の届かない場所でも、インターネットさえつながれば、世界中どこでも聞くことができます。

家のパソコンでしたら再生ボタンを押すだけ、また、出先でも、車や列車での移動中でも、スマートフォンやタブレットでも聞くことができますので、ぜひ、一度聞いてみてください。

ららポッドキャスティング | FMらら - FMrara 76.8MHz

この記事を書いた人

TOPPY/川合登志和

記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

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