夏の疲れにはこれ!十六ささげとイカの味噌ダレ和え 最高の名古屋の味

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十六ささげとイカ

イトーヨーカドーで安く売ってた!

 イトーヨーカドーで買物をしていますと、最近特にですが、野菜でもパンでも惣菜でも「地物コーナー」がドーンとあるんですよね。他の地域ではあまり知られていないものでも、その店舗がある地域ではメジャーなものが、季節感たっぶりに並んでいます。

 そこで、あったんです!「十六ささげ」が。

 これ、夏の疲れたときにビタミン源として最高なんですよね。いかと一緒に味噌ダレで和えたらもう、名古屋の家庭の最高の味ですよ。

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十六ささげは愛知・岐阜の伝統野菜

 十六ささげは、さやに16個の豆が入っていることが名づけられていまして、愛知県では「あいちの伝統野菜」に、岐阜県では「飛騨・美濃伝統野菜」のひとつに選ばれていまして、特に濃尾地区では広く栽培されています。まあ、愛知と岐阜のどっちの…じゃなくて、どっちもです。

 十六ささげは高温に強く、夏に実をつけます。そりゃそうですよね。濃尾地区で夏に育つ野菜だったら、高温に強くなければ話になりません。

 長いものは30センチを超えて40センチに達するものも。さやが柔らかい状態で収穫されます。

醤油に合う?炒める?何を言ってるの?

 十六ささげは、この地方以外でも奈良県や鹿児島県、沖縄県で生産・消費されていまして、ネットでレシピを見てみますと、油で炒めるだとか、茹でる、しょうが醤油に合うなんてことが書かれているのですが、この地方の食べ方は一択でしょう。

 十六ささげを茹でてやわかくしたら、同じく茹でたイカと一緒にして…。

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 そこに、名古屋っ子なら常備のいつもの味噌ダレですよ。ナカモの「つけてみそかけてみそ」もしくはイチビキ「献立いろいろ味噌」

もう絶対これおいしいから

 やわらかくなった十六ささげと、茹でたいかの歯ごたえ。そこに香り豊かな赤味噌の甘いタレがあいまって…もう、これ間違い無し!ですよ。

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 しかも簡単。十六ささげとイカをそれぞれ茹でて、一緒にして味噌ダレかけて和えるだけ!ですからね。おすすめ。

 ちなみに、十六銀行はこの十六ささげにその名を由来してるんですよ…。厳しい環境のなかでも、負けずに、十六ささげのようにたくさん実をつけて発展できるように…というね。

 はい、もちろん嘘です。「第十六国立銀行」です。

この記事を書いた人

TOPPY/川合登志和

記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

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