どん兵衛の味を釜めしで再現・作るときに思わず失敗しなければ確かにどん兵衛の味がするご飯になります

どん兵衛を食べながらのおにぎりはおいしいけどね

　日清食品のどん兵衛といえば、定番中も定番のインスタントうどんです。ダシもよく利いていますし、もう食べる前から「あの味」という安心感がありますよね。

　そんな、どん兵衛と一緒におにぎりを食べる…。おにぎりを口に含みつつどん兵衛のつゆを流し込めば、もうご飯のおいしさも倍増です。

　それが商品になった、ということでしょうね。日清どん兵衛の釜めし仕立てを買ってきました。

　この日清どん兵衛の釜めし仕立ては、最近発売になったわけではなく、以前からある商品です。ということは、定着するほどに一定の需要があるということでしょう。

　どん兵衛の味は食べたいけれども、麺ではなくてご飯で食べたいという需要。

　正直、その需要がどの層にあるのかはさっぱりわかりませんが、日清によると「炊き込みごはんで忠実に再現」だそうで、その再現力に多くの人が惹かれているのでしょう。

　普段、どん兵衛といえば「お湯を入れて5分」。これが当たり前です。もうどん兵衛といえばお湯という連想は遺伝子レベルに刻まれていると言っても過言ではありません。

　しかし、このどん兵衛釜めし仕立てに入れるのは「水」です。間違えるときっとおかしなことになります。

　そしてレンジ500Ｗで5分30秒です。しかも、蓋は一度はがしてのっけるというスタイルです。蓋の裏がなにやらグレーなので、その素材に何ヒミツがあるのでしょう。

　お水を入れると、入っているお米に少なさを感じてしまうのですが、実際には「おにぎり2個分」くらいにはなるそうで。

　さあ、出来上がりました。うん、確かに、どん兵衛の味の炊き込みご飯です。若干、甘さが強い感じがしましたが、あの風味です。

　おいしかったです…が…。

　どん兵衛かま飯を食べ終わった瞬間に、さらに麺が食べたくなり、汁が飲みたい気分を残したまま、食事を終えることになってしまいました。やっぱり、この香りを嗅いだらどん兵衛そのものを食べたくなってしまいますね。

　あ、それが日清の狙いか。