イオンモール常滑(愛知・常滑市)
6年越しの開店
当初の計画では、2009(H21)年に開業する予定だったものが、満を持してこの2015(H27)年12月4日にグランドオープンとなった「イオンモール常滑」。中日新聞の報道によると「東海3県最大」、NHK名古屋の報道によると「中部最大」のショッピングモールという、とてつもない規模になっています。
なぜ、オープンがそれほどまでずれ込んだのでしょう?説はいろいろありますが、このイオンモール常滑は、報道によると中部国際空港(セントレア)の対岸に位置し、海外からの観光客の「爆買い」狙いという要素が強いとのこと。
確かに6年前には、名古屋に外国人観光客なんて、マーケットにできるほどいませんでしたからね。
それを象徴するのが「ポケモンストアイオンモール常滑店」です。
ポケモンセンターの小型店舗「ポケモンストア」
ポケモンの専門ショップである「ポケモンセンター」は、テレビ東京系列のネット局がある地域を中心に展開してきましたが、仙台と広島にもオープンし、現在は9店舗を数えるまでになっています。
そのポケモンセンターとは別に、小型店舗として展開されているのが「ポケモンストア」です。
ポケモンストア東京駅店(1号店)
ポケモンストアの1号店「東京駅店」がオープンしたのは2013(H25)年12月、「全国の主要ターミナルや政令指定都市を中心に展開を目指す」と発表され、その後は関西空港、新千歳空港などの交通の要衝と、鹿児島や沖縄、大分などの地方都市への展開となっており、駅では駅員ピカチュウ、空港ではパイロットピカチュウなど、それぞれのお店の特徴をあしらったオリジナル商品なども展開されています。
東海3県では初のポケモンストア
東海3県では、ポケモンセンター3店舗目として、ポケモンセンターナゴヤが2002(H14)年10月にオープン。2度の店舗の移転を経て、現在は松坂屋名古屋店本館5階にあります。
ポケモンストアイオンモール常滑店
今回、ポケモンストアがオープンしたイオンモール常滑は、確かに、中部空港の向かいではありますが、空港内にあるわけではないので、交通の要衝とはちょっと印象が違いますし、名古屋からそれほど離れているわけでもなく、地方都市というわけでもありません。
店舗の印象としては、まさに小型のポケモンセンターといった感じで、常滑のオリジナル商品も見受けられません。このお店の位置づけとは。
名古屋グッズはあります
常滑は名古屋ではないのですが、まあ、名古屋圏ということで、名古屋ご当地グッズはちゃんとラインナップされています。
きっと、このポケモンストアイオンモール常滑店は、そのイオンモール常滑自体の狙いでもある「爆買い」と同じく、外国人観光客を狙ったものなのかもしれませんね。中部空港とは無料送迎バスで繋がっていますしね。
だから、常滑色を特に持たせるわけではなく、ミニポケモンセンターとしてポケモンセンターナゴヤの「支店」みたいな扱いなのかもしれません。
とはいえ、外国人観光客でなくとも、イオンモールでの買物のついでに、ポケモングッズの新商品チェックができるのは、便利ですね。
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