三重うまいもの市(マックスバリュ中部)
サミットに乗っかる形で
この週末、金曜から日曜にかけてマックスバリュ中部の各店舗では一部を除いて「三重うまいもの市」が開催されており、三重県内だけでなく、愛知県にいながらにして美し国の味をいただくことができてしまうというわけです。
今回の「三重うまいもの市」は、「祝開催!伊勢志摩サミット」ということで、「マックスバリュ中部は伊勢志摩サミット三重県民会議を応援します」という文字とともに、鈴木知事の写真までばっちり掲載されています。
マックスバリュ中部が伊勢志摩サミットを応援するのは、当たり前のことなんですよね。
マックスバリュ中部は名古屋のイオン系スーパー?
マックスバリュといえばイオングループの食品スーパーで、地域ごとに「マックスバリュ北海道」「マックスバリュ東海」「マックスバリュ西日本」など、それぞれ会社があります。
マックスバリュ中部の本社は名古屋市。名古屋を中心とした中部地域に店舗を展開しているわけですが、「名古屋を中心としたイオン系のスーパー」という表現は、合ってはいますが、微妙にズレがあります。
マックスバリュ中部が本社を名古屋市に移したのは、2013(H25)年5月のこと。さらには、マックスバリュになる前があるのです。
松阪本社の三重地場スーパー
マックスバリュ中部は、3年前まで本社を三重県松阪市に置き、2000(H12)年10月まではフレックスアコレという社名でした。そしてそのフレックスアコレは、「フレックス」「アコレ」「中部ウエルマート」の3社が合併したもので、それぞれ三重県の地場スーパーだったのです。
なかでも、最も創業が古いフレックスは、1947(S22)年に「八百久」として創業。1983(S58)年に「フレックス」となり、その4年後には名証2部に上場しているのです。そのため、今もマックスバリュ中部は名証2部ですし、松阪市には関連会社として「フレックスホテル」があります。
かつては三重テレビで、「フレックススーパーフレッシュ情報」という番組を流し、テレビでチラシを紹介するという斬新な帯番組を流したりしていて、海の向こうのスーパーはそんなことやってるんだなあ…なんて思ったものですが、それが名古屋のスーパーになって近所にお店がある状態になるとは、当時は、思ってもみませんでした。
つまり今でも三重の地場のスーパーなんですよね
そういう経緯なので、マックスバリュ中部は「名古屋のイオン系のスーパー」ではなく「名古屋に進出した三重の地場スーパーがイオンの参加に入った」くらいな感じなわけで、そりゃ、三重うまいもの市などお手のものなのです。
お昼は伊勢うどんです。がっつりと濃いタレとともに、もっちもちのぶっというどん。最高ですね。今回売られていたのは「三重県内産小麦使用」です。茹でて、タレをかけて、ねぎを散らして、邪道と言われるかもしれませんが卵を…。これによってタレが超まろやかになって、また違う味わいなんですよね。
そして晩ご飯は「みえ豚」。味噌漬け焼肉用になっていましたので、もやしと炒めるだけでメインおかずになります。
どう見ても2匹しかいないブタの着ぐるみを、3匹いるかのように見せてサッカーをしていたCM。
「3つの個性が見事に融合!うまいぞ!三重豚!」
昔は三重テレビで毎日のように見ましたけど、最近見ませんねえ。味噌加減といい、豚肉の旨さといい、絶妙な逸品でした。
他にもいっぱい買いましたが…もうレギュラーでやってくれませんかね。三重うまいもの市。
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