新光三越のポケモン売場
台湾でのポケモン人気はどれくらい?
台湾にやってきまして、気になるのはポケモンがどれくらい人気かということ。とはいえ、わずか数日の滞在で取材の合間にすべてを感じることは難しいので、おもちゃ売り場や、テレビでどのように放送されているのかを見てみました。
その前に。台湾の蒸し暑さも名古屋に劣らずでして、常に首にタオルを巻いていました。ポケモンのタオルです。すると取材先の台湾企業で女性従業員の方が…。
「私もポケモン好きなんですよ!ポケモンGOが楽しみで!」と。これは、日本と温度差が無いかな?
テレビ放送は充実しているけど
台湾のテレビでポケモンはどのように放送されているかといいますと…。
アニメ専門チャンネルの「MOMO親子台」では、「神奇寶貝XY(ポケットモンスターXY)」を土曜の午前9時と午後6時、日曜の午前9時と午後4時からそれぞれ1時間。また「神奇寶貝超級願望(ポケットモンスターベストウイッシュ)」を月曜から金曜の午後6時から30分間放送しています。
すごい回数ですが、こちらはまあ、アニメ専門チャンネルですからね。
一般の民放では「華視(中華電視公司/CTS)」で、月曜から金曜の午後4時58分から「神奇寶貝超級願望(ポケットモンスターベストウイッシュ)」が30分間放送されています。
日本では「XY&Z」シリーズが放送されている今、アニメ専門チャンネルでは一つ前の「XY」、民放ではもう一つ前の「ベストウイッシュ」という状態です。
日本語の文字テロップはそのまま
華視の「神奇寶貝超級願望(ポケットモンスターベストウイッシュ)」を見てみたのですが、オープニングのタイトルCGなどは漢字に直されているものの、スタッフの表記や歌詞のテロップはそのまま。ということは、歌もそのままです。
ただ、オープニングテーマは全部流れるものの、エンディングテーマは途中でフェードアウトです。
声はピカチュウを除いて現地で差し替えられています。ピカチュウはそのままなので、サトシを呼ぶ「ピカピ」などもそのままです。これは台湾だけでなく、ピカチュウの声は世界共通になっていますね。
ミジュマルの声がかわいかったのが印象的でした。台北のフォロワーさんによりますと、シトロン役が女性声優だったり、ユリーカとアイリスの声優さんが同じだったりするそうです。
台湾の三越でもポケモン
新光三越台北南西店へやってきました。おもちゃ売り場では、ポケモンコーナーがしっかり。日本のおもちゃがそのまま売られています。テレビ放送は、民放が「ベストウイッシュ」、アニメ専門チャンネルが「XY」という放送状況ですが、おもちゃはもう最新シリーズの「XY&Z」のものが販売されています。
私が見ていた数分の間にも、「キミのモンコレで遊べる!ポケモンクレーンゲーム」を買っていく親子の姿が。
そして、ポケモントレッタには子どもたちの行列が。日本と一緒ですね。実はこれ、日本では7月から新型ゲーム機「ガオーレ」が稼動するのにあわせ、日本のゲームセンターから回収した旧型機を台湾に持ち込んでいるものなのです。
日本で償却をほぼ終えた旧型機で効率よく収益をあげるのが狙い。ただ、ソフトは現地語に翻訳されています。
まだまだトレッタで遊びたいよ~という方は、台湾へ。
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