松山駅(台北・信義区/松山区)※資料写真
台風のことばかりを心配していたら
ちょうど台湾にやってきているタイミングで、台風1号が台湾に直撃するという予報が出されていたので、どの程度の影響があるかを心配しながらの旅となりました。
7日の夜、スマホのNHKアプリで進路予想図を見たり、日本の台風に関するニュースを見たりしているうちに、風雨がやや強くなり、窓を叩く雨音が大きくなってきたなあ…と思っていたら。
台北の列車内で爆発というニュースが飛び込んできました。
次第に報道特番に変わっていくテレビ
日本時間の午後11時ですから、台湾時間の午後10時。松山駅の列車内で爆発があり、21人が負傷したというのです。
台鉄の松山駅といえば、今回は利用していませんが、かつて饒河街夜市に訪れた際に、台北から松山まで台鉄を利用したことがありますし、この日もMRTの松山新店線には乗っていたので、びっくりです。
午後11時台はまだ、通常番組や台風情報をやっていたチャンネルも、0時を過ぎたあたりから特番体制に。次第に各チャンネルが報道特番に変わっていく様子を目の当たりにしました。
情報が次々と
次第に情報が入ってきて、40歳くらいの男が、網棚に置いた長方形の入れ物が爆発し、21人が負傷、髪の毛に着火した乗客も、爆竹の威力を高めた爆発物か?と報じられます。
各地でテロが発生しているニュースが聞かれる中、出発前に家族から「台湾は大丈夫なのか?」と聞かれ、「台湾は大丈夫でしょ~」と答えたくらいに安心していましたので、この爆発には心底驚いてしまいました。
台風の被害も大きく
テレビはほとんどこの爆発事件のことばかりになってしまったのですが、けっして、台風が落ち着いたわけではなく、特に台湾の東側では大きな被害も出ており、各局、爆発について報じているときには、テロップで台風情報を、逆に台風のことを伝えているときには文字で爆発の情報をと。
そもそも、台湾のテレビって、テロップ多すぎですよね。
8日の台北駅(台北・中正区)
8日は台風のために新幹線は運休。デパートやカフェも休業。台北駅では立ち往生している乗客の姿や、シャッターを下ろして閉店している商店といった、普段とは違った表情でした。
台風に爆発事故。かつては総統選の最中に訪れたこともありますが、自分が台湾に行くと、大きなニュースがあるような気がします…なんて言うと、台湾の人に来るなと言われそうなので、いえいえ、そんなことないです。
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