厳選70店「東海カフェ散歩」を名古屋圏カフェブロガーあのレイガスさんが出版

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東海カフェ散歩(月兎舎)

東海3県でカフェ情報を調べると…

 名古屋を中心とした東海3県は、喫茶店文化が全国で最も繁栄していることは多くの人が知るところとなりましたが、だからこそ難しいのがカフェ選びです。

 友人と話すのに最適なお店は?デートで立ち寄りたいお店は?商談のクロージングに使えるお店は?スイーツを食べるなら?読書できるお店は?

 そんな、この地方のカフェ情報を調べようとネットを検索すると、頻繁にヒットするブログがあります。

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8年続く人気ブログ

 東海3県のカフェ情報を調べようとネットで検索するとヒットするブログ、それが「レイガスの名古屋カフェ喫茶店巡り」です。

 ペンネーム・レイガスさんが一人で運営しておられるブログで、2008(H20)年からもうすぐ9年。中日新聞での紹介によりますと、レイガスさんが訪れたカフェは700店にも上るそうです。

 しかもこだわりがすごいのです。何がすごいのかといいますと、まず情報。わかりやすくマッピングされているだけでなく、車社会のこの地方らしく駐車場情報が平面図で描かれている記事が多数。

 次に写真です。レイガスさんの写真は、食事が本当においしそうに撮れているのはもちろんのこと、店内の空気感がよく現われています。そして情報としての写真も充実。わかりやすいアクセスガイドにもなっています。

 また、写真のキャプションからは人柄が滲み出ていますね。優しいお人柄が文章に出ています。

 私のようにトゲトゲした文章ばかりを書いている人間が読むと、心が洗われるとともに自己嫌悪に陥りますね…。

 なんて冗談はさておきまして。

お店の空気感がありますものね

 そんな名古屋圏のカフェブロガー、レイガスさんがこの12月1日に、伊勢市の月兎舎から「東海カフェ散歩」という本を出版されました。

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 名古屋市内から32店、愛知と岐阜から20店、三重からは18店の合計70店舗が紹介されています。

 「遠くから出かけて行ったり、都会の中の隠れ家やオアシス的な感じのお店を中心に」掲載しているとのことで、こちらも新聞によりますと、「男性が一人でも入りやすい落ち着いた店ばかり集めた」だそうです。

 確かに、カフェはお店の空気感が時にはメニューよりも重要だったりしますからね。今回はそういう観点でのチョイスになっているということですね。

写真も情報もエッセーも充実

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 「東海カフェ散歩」では、見開き2ページで1店舗が紹介されていまして、写真も含めてすべてをレイガスさんが取材・執筆。店舗情報もしっかりと網羅されています。

 また、ブロガーとしての裏話も掲載されていまして、どんなカメラでどのように写真を撮っているのか、カフェをめぐりにめぐったレイガスさんが思う理想のカフェとは?といった話も読むことができます。

 レイガスさんは、カフェに訪れてもすぐにはブログに書かないそうで、何度か訪れて、反芻した上で記事にしているのだとか。

 そんなレイガスさんが厳選した70店舗が掲載された「東海カフェ散歩」。これは間違いの無い最強カフェガイドになりますね。さらに、それぞれのお店のレイガスさんのおすすめポイントもわかりますから、知ったかぶりもできちゃいますね。

 この本を読んで、デートの際にカフェ通を演じるくらいだったら、本の受け売りで知ったかぶりしても、レイガスさん…許してくれるでしょう。きっと。

 三重県の出版社ということで、販売書店に若干偏りがあるようですが、出版社からも直接買えるようです。私は紀伊長島の道の駅で買いました。書店じゃないところで発売日に見かけてびっくりしました。

月兎舎

 取り扱い書店の情報はこちらから。

東海カフェ散歩

この記事を書いた人

TOPPY/川合登志和

記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

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