日清焼そばU.F.O. 梅こぶ茶(日清食品)
インパクト競争になってるカップ焼そば業界
ここ最近、ショートケーキ味だのチョコソース味だのを出しているあのメーカーに、それに対抗するかのようにギリチョコレート味を出したメーカーなど、カップ焼そばがインパクト勝負になりつつあります。
そうじゃなく、ちゃんと焼そばとして変わった味のモノが食べたい!というタイミングで、日清食品が「じゃぱん・ぬーどるずトリオ」として3種類のカップ麺を発売しました。
「カップヌードル 抹茶」に「日清のどん兵衛 すき焼き」、そして「日清焼そばU.F.O. 梅こぶ茶」です。
梅こぶ茶がインパクト薄に見えるけどよく考えると…
日清焼そばU.F.O.の「梅こぶ茶」。ここ最近、強烈なカップ焼そばばかりを目にしていたので、一見すると梅こぶ茶のインパクトは薄く感じてしまいますが、お茶です。カップ焼そばがお茶の味です。飲み物です。
パッケージには浮世絵タッチのキャラクター。こういう細かいところが日清食品ですよね。マヨネーズのイラストを茶色にして「チョコソース」という文字を重ねるメーカーとは違います。
基本は「塩焼そば」
さらにパッケージには「梅こぶ茶の旨み広がる塩焼そば」という、味のイメージが沸くキャッチフレーズが記されています。丁寧ですね。
麺とかやく以外に入っているのは「液体ソース」「きざみのり」「ふりかけ」とシンプル。この液体ソースが「塩ソース」となっているので、通常のU.F.O.とはかなり印象が異なります。
では、日清の底力を見せてもらいましょう。
梅も主張して確かに風味もこぶ茶
塩ソースであえて、ふりかけときざみのりをかけてできあがりです。当たり前ですが、スイーツ系焼そばに比べてビジュアルも自然ですね。いや、スイーツ系焼そばなんて言葉は一般化してはならない。梅こぶ茶な香りもしっかりです。
食べてみますと。梅がまず主張します。しっかり梅です。そして昆布の風味がやってきて、塩味。薄口で上品。確かに梅こぶ茶らしさが再現されています。
あくまでも昆布は風味で、昆布の味という感じがしないところが上品さを出しているのでしょうね。なかなか良い味わいでした。
でもやっぱり、カップ焼そばの味ではないね。食べる梅こぶ茶と考えればイケます。
コメント