お伊勢さん菓子博 岩手県ブース
ずんだ餅といったら仙台と思ってました
今回も、お伊勢さん菓子博で買ってきたお菓子の話です。ずんだ餅といいますとどこを思い浮かべますか?私は完全に宮城・仙台のイメージで、いまや「牛たん・笹かま・ずんだ餅」が三大仙台名物とまで呼ばれるほどになっているのですね。
でも実際のところは仙台だけにとどまらず、その周辺の岩手や福島、山形などでも食べられているんですって。
実はずんだ餅、好きでして、これまで仙台のずんだ餅の出張販売は見かけて何度も買って食べてきたのですが、岩手のものは初めて、どう違うでしょうか。
行ったことのない地方の和菓子を存分に
お伊勢さん菓子博では、北海道から沖縄まで全国各地の銘菓が展示されていまして、旅行気分で見て回ることができます。ただし展示はあくまでも展示。買うことはできません。
もちろんどの地方も、たくさんの見たことの無いお菓子がずらりと並んでいるのですが、私はまだ東北の地に足を踏み入れたことがないので、東北のお菓子の数々には興味津々…なうちに、ずんだ餅が食べたくなったところで。
販売しているお店の並びで見かけた「ずんだ餅」
すると、お買いものおもてなし街道ゾーンにあざやかな黄緑色の看板で「ずんだもち」の文字。思わず吸い寄せられます。
見るとそこには仙台や宮城ではなく「平泉」の文字。平泉といったら岩手県ですよね。そのお店は岩手県一関市に本店を置く「松栄堂」。平泉にもお店を構えている老舗で、創業は明治36年です。
その一関市なのですが「もちの里」として知られているのですね。餅を食べる風習がやたらとあって、年間に60日以上も行事でお餅を食べているのだとか。
確かにお餅が上品でおいしい
いただいてみますと、ずんだは期待通りの味わい。しっかりと枝豆の風味が口のなかいっぱいに広がったあと、鼻に抜けていきます。この抜け感がたまりませんね。
そしてお餅、これがおいしい。さすがもちの里。
甘さ控えめでしっかり大豆の風味プラスもっちもちのお餅。このインパクト。自分のなかにあった「ずんだ=仙台」の公式を、ちょっと北へシフトさせようとと思います。
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