4つのつゆの赤いきつね食べくらべフェア「日本味めぐり」で…あっちも一緒に食べ比べ

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赤いきつねの日本味めぐり

4つの味を食べ比べ企画

 スーパーのインスタント食品売場に、大きなスペースがとってあり「赤いきつねの日本味めぐり」という企画が行われていました。

 これは、メーカーであるマルちゃんこと東洋水産が実施したもので、全国で4つの味を地域ごとに出している「赤いきつね」を期間限定で全国販売し、その味を比べてもらおうというもの。

 あっちのカップうどんが西と東でわかれていることは知っていましたが、赤いきつねは4つなんですね。

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名古屋は東日本なんですね

 赤いきつねの4種類とは「北海道」「東日本」「関西」「西日本」。

 東海3県は東日本となっていて、味は「香り高い鰹節が決め手」とあります。赤いきつねといえばあの鰹の香りという感覚があって、てっきりそれが全国標準かと思いきや、東日本だけだったんですね。

 ちなみに、赤いきつねの東日本エリアは「東北・関東・北陸を除く中部と三重」というエリアになっています。

 そして関西は三重県を除いた近畿2府4軒。いわゆる大阪のテレビを見ているエリア、ですね。こちらは「コクのあるうるめ節が決め手」だそうです。

 では、なかなか食べることができない「北海道」をいただいてみましょう。

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 北海道味の販売エリアはその名のとおり北海道のみ。「旨み豊かな利尻昆布が決め手」です。まずつゆの色が透き通っている感じ。そして確かに昆布。かなりの違いがありますね。

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関西を除いて北陸と中国四国より向こう

 気になるのが、赤いきつねの「西日本」味です。西日本ですが、関西は別にあるので除外されています。中国・四国・九州・沖縄。この範囲は福岡の人がよく言う西日本エリアになるわけですが、そこに北陸が加わります。北陸は関西でなくて中四国と共通になってるわけですね。

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 で、その赤いきつね「西日本」です。「力強い旨みの煮干が決め手」。つゆの色は西日本よりも薄いようで、透明度がありません。煮干はガツンときますね。

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 赤いきつねって、北海道・東日本・関西・西日本でこんなにも味の差をつけていたのですね。

 つゆが変わると、入っているおあげの味も全然違って感じるのが不思議でした。

それ一緒に置いちゃうんだ…

 そんな、マルちゃん赤いきつねの「日本味めぐり」フェアに、このスーパーでは、あの、西と東のあっちのカップうどんも一緒に置いちゃっているではありませんか。

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 「どん兵衛 食べ比べ天そば 東・西」「どん兵衛 食べ比べカレー 東・西」

 食べ比べって銘打っちゃってますね。他メーカーの東と西も食べ比べで来ちゃうフェア。

 と、思って調べてみたら、日清は5月1日からやってたんですね。食べ比べ企画。で、マルちゃんが後追いで5月22日に始めたと。ですから、現場のスーパーとしては両メーカー食べ比べ状態になったわけで。

 消費者としては一気に食べ比べできて面白いですけど…。ちょっと微妙な後味になりました。

赤いきつね うどん 96g×12食 西向け

この記事を書いた人

TOPPY/川合登志和

記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

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