仙台が赤味噌の代表格と言い切るカップラーメンを名古屋で売るとは…実は赤味噌の意味が違う

170312

仙台辛味噌ラーメン(ニュータッチ)

仙台と大きく書かれたカップラーメン

 スーパーで大きく「仙台」と書かれたカップラーメンが目にとまったので思わず買いました。「うまいヌードル・ニュータッチ♪」の「凄麺」シリーズです。

 凄麺シリーズの「ゆでたての旨さ、再現!」というキャッチコピーとともに、シャキシャキ感を感じるもやしの写真。「仙台みそ使用」が謳われています。これ、蓋をめくったらえらいことが書いてありました。

[広告]

具材が生タイプだからシャキシャキ

 蓋をあけると中には「かやく」「後入れスープ」と「調理済具材」が。この調理済具材こそがポイント。シャキシャキ感のある、もやしとにんじんが辛味噌のスープとあいまって味わい増し増しです。

 ニュータッチのヤマダイのサイトを見ますと、凄麺の「ご当地シリーズ」には19品がラインナップされており、名古屋は「名古屋台湾ラーメン」という、相変わらずの「地名+地名」にもう違和感を覚えない定番ラーメンとなっています。

170312a

聞き捨てなら無いスープへのこだわり

 蓋の裏に「フタの裏ばなし」という、この商品へのこだわりが書かれていたのですが、そこに信じられない文言が。

 この商品の味噌は「仙台味噌醤油株式会社」の仙台味噌が100%使われているとのこと。仙台味噌は、長期熟成によるまろやかな旨みと、芳醇か香りが特徴で、贅沢に使ったスープ…これは楽しみです。

 で、その「仙台味噌」なのですが…。

「関西の白みそに対して赤みその代表格として知られ」

 え?赤味噌の代表格が仙台味噌。

 ちょちょちょちょちょちょちょちょ…と、思わず八回ちょを言いたくなるような、八ちょですよ。

 名古屋でそういう商品を売りますか。あーそうですか。

170312b

食べてみようじゃないの

 ではそんな、白みそに対しての赤みその代表格として知られるとやらの、仙台味噌のラーメンを食べてみようではありませんか。

 味噌がピリッとしてて、そこに生タイプのもやしとにんじん、麺はお店の茹でたてのウマさを追求。おいしい。間違いのない味です。

170312c

 でもこれ…、赤みそじゃなくない?

 実は、仙台の人の言う「赤味噌」と、名古屋の人が言う「赤味噌」は、まったくの別物なんですって。仙台の赤味噌は色が赤っぽいだけの米味噌、名古屋の赤味噌は豆味噌なんですね。

 この商品、よく考えたらデカデカと「仙台」って書いてあるご当地商品だし、きっと、名古屋で売る想定になってないでしょ。なんでアオキスーパーに並んでたんだろう。

ヤマダイ 凄麺 仙台辛味噌ラーメン 152g×12個

この記事を書いた人

TOPPY/川合登志和

記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

TOPPY/川合登志和をフォローする
食べました!買いました!
スポンサーリンク
シェアする
TOPPY/川合登志和をフォローする

コメントはこちらから

Loading Facebook Comments ...

コメント

タイトルとURLをコピーしました