サントリー天然水 PREMIUM MORNING TEA レモン
各社とも透明な飲料を投入していますよね
ここ最近、透明でありながらしっかりと味がついているといいますか、既存のジュースが透明になったりしたものが多いですよね。それを「ここ最近」と感じるかどうかは世代の差がありそうです。
「透明になった○○」と聞いて、ある年代以上の人は思い出すことでしょう。「透明になったコーラ」を。そして透明な天然水でありながらフルーツの味といえば「ヒューヒュー」を思い出す年代もいることでしょう。
今回はその話ではなく、紅茶です。
レモンティーが透明に
4月25日にサントリーから発売になったのは「サントリー天然水 PREMIUM MORNING TEA レモン」。
今ではすっかり定番商品となった「贅沢ヨーグリーナ」。登場時は品薄状態となり、一時的な生産休止なんてこともありましたよね。その贅沢ヨーグリーナもサントリー天然水ブランドでの販売でした。
今回は、そんなサントリー天然水ブランドの透明な、紅茶です。
「透明でありながらしっかりした『紅茶のコクと香り』を実現し『すっきりした後味』になるように中身を設定」してあるそうです。
実際に味が濃い?そう思って飲むから?
飲んでみると、確かに紅茶なんですよね。透明ですがしっかりレモンティーです。ラベルさえ外してしまえば、傍目には水を飲んでいるように見える、仕事中でも飲めるというメリットがあるとのことですが、ラベルを外して水と思い込んで飲んだ場合でも、ちゃんと紅茶の味は感じるのでしょうかね?
レモンティーと思い込んでいるからちゃんとレモンティーの味がすると感じるのか、それとも、水として飲んでも「あ、これ、レモンティーじゃん」と思えるのか。試してみましょうか…。
この透明なレモンティーは有機レモン使用ですが、その果汁は0.1%です。
透明なコーラとヒューヒュー
ここ最近の透明なフレーバーウォーターの火付け役は、2010(H22)年発売の「い・ろ・は・す みかん」と言われていますが、それ以前もありましたよね。
冒頭に書きました「透明なコーラ」と「ヒューヒュー」なフレーバードリンク、思い出せました?
透明なコーラ「タブクリア」は1993(H5)年にコカ・コーラが発売。アメリカでの透明商品ブームを受けてのものでした。
そして「ヒューヒュー」は1996(H8)年に発売され、その2年後に華原朋美さんのCMでヒット商品となったJTの「桃の天然水」です。
桃の天然水は長いヒットとなりましたが、今はJTが飲料事業から撤退したためにそのブランドはサントリーへと移行。一方のタブクリアは1年ももたずに製造中止となっています。
まあ人工甘味料だったり様々な理由はあったかと思いますが、普通のジュースを透明にすることで水感覚で飲めるというメリットが、炭酸飲料だと活きないですよね。炭酸ジュースを透明にして、何かいいことあるかな。
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