BOSTON オリジナルハーフスティックケーキ「広島レモン」
4年前の菓子博がきっかけ
今回のお伊勢さん菓子博は、東海4県では40年ぶりの開催ということもあって、正直なところ「菓子博」というものがどういうものか、三重での開催がPRされるようになるまで知りませんでした。
前回は4年前の2013(H25)年のこと。開催都市は広島で「ひろしま菓子博2013」として4月19日から5月12日までの24日間、大型連休を挟む形での開催だったのですね。
そこで前面に押し出されたのが、レモンです。そんなレモンなケーキを今回のお伊勢さん菓子博で買ってきました。
広島が生産量日本一なんですね
広島のレモンは日本一の生産量を誇り、なおかつ流通している国内のレモンの半数を占めるというシェアの高さ。ところがその知名度はそれほど高くなかったそうです。
そこで前回の菓子博では「広島=レモン」というイメージを強めるために、広島のお菓子メーカーが揃って、レモンを活かしたお菓子を開発したという経緯があったんですね。なので、今回の菓子博には前回の菓子博を受けての広島レモンを活かしたお菓子がありました。
ボストンのスティックケーキ
その名も「広島レモン」と書かれたスティックケーキを見つけました。広島各地に展開している「BOSTON Patissier KURISU」の創業は大正12年。素朴で温かみのある古き良きアメリカングランマの味を守り続けている歴史あるお店の商品です。
洋菓子の黎明期といえる時代からずっと広島で親しまれているお店の「広島レモン」スティックケーキ。どんな味でしょうか。
ケーキとしての濃厚さとしっとりさはありながらも、瀬戸内海のレモンのさわやかさが広がりますね。紅茶によく合いそうです。
三重はあおさと伊勢茶
前回の菓子博で広島のお菓子メーカーが「広島レモン」の新商品を作ったのと同様に、今回のお伊勢さん菓子博で三重県の菓子メーカーが力を入れている素材はなんと3つ。
「あおさ」「伊勢茶」「かんきつ類」です。
今では広島にたくさんの広島レモンな定番お菓子が出揃ったように、4年後の菓子博ではどんな三重のお菓子が有名になっているでしょうか。3つ全部うまく行くか…それとも、あおさ・伊勢茶・かんきつのなかのどれかか…。
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