きびだんご くだもの王国(山脇山月堂)
桃太郎が愛知・岐阜なのは譲れないけど
お伊勢さん菓子博で買った全国の銘菓。まだまだあるんです。今回は岡山県のきびだんご。ポリシーとしてはちょっと思うところがあるのですが、あまりにもおいしそうだったので買っちゃいました。フルーツのきびだんご。
え?ポリシーって?
だって、岡山のきびだんごを認めるってことは、桃太郎が岡山であることを認めることになってしまうようで。こちらとしてはやっぱり、桃太郎は愛知県犬山市で、鬼が島は岐阜県可児市である派でなければならないという信念…、でも、おいしそうなお菓子の前では無力です。
吉備団子製造本舗ですよ
今回買ってきたきびだんごは、岡山市の「創業明治14年」「吉備団子製造本舗」の山脇山月堂の商品です。
すごいですね。「吉備団子製造本舗」。このきびだんごのきびを「吉備」と書かれてしまうと、もう一気に岡山感が高まりますからね。愛知・岐阜の桃太郎伝説的にはそこが弱いところです。
そんな吉備団子製造本舗のきびだんごとなれば、それだけでも魅力的なのですが、なんと「くだもの王国」ですよ。
白桃とマスカット味で
山脇山月堂の「きびだんご くだもの王国」は、これまた岡山を代表する果物であるマスカットと白桃を団子の中にインです。
まずその色合いの美しさに惹かれますね。白桃のピンクとマスカットの緑。きびだんごの中から透けるその透明感。夏場にもさわやかにいただけそうです。
食べてみますと、これが口当たりもやわらかくて、フルーツの風味もふわっと、たまりませんね。ほんとフルーティですよ。
そんな食べ方も…それはたまらない
さらに、もうひとつ食べ方があるというのです。それこそ、これからの夏場に向けて最高ですよ。
このフルーティなきびだんごを冷蔵庫で冷やすと、ですね。団子がグミのような食感になって、甘さがすっきりするんですね。
やってみましたが、夏場に客先でこれがお茶請けに出てきたら、すぐ契約しちゃいますね。それくらいさわやかです。
今度は普通のきびだんごも食べてみたい。
でも、いくら岡山のきびだんごがおいしくても、桃太郎は愛知、鬼が島は岐阜ですからね。そこはよろしくお願いします。
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