世界のカップヌードルサミット2017 インドネシアと香港を味わってみました…ってあれ？

カップヌードル総選挙の上位3つが商品化

　昨年開催された日清食品の「世界のカップヌードル総選挙」。日本を除いた世界各国で発売されている20品から、どれが食べてみたいかを投票してその人気を競うものでした。

　そのなかから、上位にランクインした3つの味が「世界カップヌードルサミット2017」として5月22日から発売開始となり、そのうち2つを買ってきました。結局、1位じゃなかったものも商品化されたということね。

　まずはインドネシアの「カップヌードルラサグライアヤムムラユ」商品名だけではどういう味なのかさっぱりわかりませんね。日本語で言いますと、インドネシア風のココナッツチキンカレー味ということになります。

　これは想像がつくと言いますか、ハズさない感じに思えますよね。

　総選挙の際のウリ文句は…。

　「ココナッツミルクのクリーミーさと鶏肉の旨みが合わさった、濃厚さがクセになるインドネシア風カレーヌードル。まろやかさと辛さが絶妙なバランスの、最後の一口まで飲み干したくなるスープです。」

　別添えで「オリジナルペースト」が入っており、食べる直前に入れることで風味がふわっと高まります。しかもこれで味の好みの調節もできますからね。

　予想も期待も裏切らない味に仕上がっている印象でした。

　もうひとつ、香港の「XO醤海鮮味」を買ってきました。海鮮とはつまりシーフードですから、そこはカップヌードルお得意な具材ということになるのでしょうが、そこにXO醤です。

　こちらも総選挙の際のウリ文句は…。

　「香港料理の定番、海鮮とXO醤を合わせた王道メニュー。イカ・エビ・魚の海鮮をベースに、ホタテ・豚肉・エビ・唐辛子等のXO醤ならではの素材を生かした本格的な深みのあるスープに仕上げています。」

　とのことで、こちらはペーストなどは別添えになっていませんが、お湯を入れて3分経つと、しっかりとその香ばしい風味が漂ってきます。

　しっかりとXO醤で調理した中華料理という感じの味です。こげてるようなそんな印象さえ受けます。シーフード感といいますか、海鮮感も具材だけでなく味わいからもしっかり感じられます。

　そういえば、3月に発売になった、カップヌードル総選挙1位に輝いた「香辣海鮮味」も香港のカップヌードルでしたよね。

　1位も香港で、その下に上位で食い込んだ3つのうちの1つも香港。香港のカップヌードルには吸引力があるのかもしれませんね。

　ただこの総選挙。食べていない日本人に対しての「食べてみたいもの」総選挙であって、「食べておいしかった」総選挙ではないので、味の評価ではなく、どれだけ興味をそそったかということなので、ご注意を。