写真:三重テレビ放送
今年の春、長寿番組だった「おはよう三重」が終了となり、「ワクドキ!元気」の大幅コストカットリニューアルが行われ、三重テレビはいったいどうしてしまったんだろう…と思い、このブログではあれこれ推測してみたりしましたが、はっきりとした形で、理由(?)が示されました。
以下は22日付けの中日新聞からです。(web版に記事が掲載されていませんので紙面より引用します)
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「三重テレビ決算経常損益が赤字-3月期単独」
三重テレビ放送(津市)が二十一日に発表した二〇〇八年三月期決算(単独)は、経常損益が千百万円の赤字に転落した。売上高は前期比10・3%増の三十五億八千六百万円と過去最高となったが、純利益は53・2%減の二千五百万円で増収減益となった。
新企画の大型番組二本が成功し増収に寄与したが、地上デジタル放送の中継局新設に伴い減価償却費が約八千万円増加。大型ハイビジョン中継車のリース料や職員の退職金の積み増しなども響き、減益となった。
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売上が1割も増したのに赤字転落では…。そりゃ、支出を抑えるしかありませんよね。それがおはよう三重の終了であり、ワクドキのコストカットの要因でしょう。もうそれしか考えられませんし、寂しいですけど…それなら、納得せざるを得ません。
さらには。
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「三重テレビ社長志田専務が昇格」
三重テレビ放送(津市)は二十一日、城田隆社長(七一)が退任し、後任に志田行弘専務(六一)が就任する人事を内定した。六月十八日の株主総会後の取締役会で正式に決める。志田行弘(しだ・みちひろ)氏早稲田大第二文学部卒。70年東海テレビ放送入社。大阪支社長などを歴任。06年に三重テレビ放送常務。07年から専務。三重県出身。
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三重テレビ初の、夕方1時間の大型情報番組「ワクドキ!元気」を鳴り物入りでスタートさせた、城田社長が退任となれば…。もう、ワクドキ!元気のような番組が三重テレビに登場することはないでしょう。
名古屋からハイビジョン生中継をしたり、在名局のような演出・編集の入ったバラエティ要素の高いコーナーを設けたり、ワクドキ!元気の、特に最後の1年は飛ばしすぎちゃった感がありましたが、やっぱり、金銭的にも飛ばしすぎちゃっていたということだったんですね…。
飛ばしすぎてもいいのは、電波だけ。あ、電波もダメかw
コメント
なるほど~な理由ですね。
やはりデジタル放送対策は地方局にとって痛手みたいですね。ただびわ湖放送みたいな状態ではなさそうなので安心ですね。テレビショッピングだけでは足りなかったか~って思いました。
>ロバうま さん
デジタル化への負担は国策なので仕方ないとしまして…。
確かに、テレビショッピングで埋め尽くされていますが、
少し前に比べると、スポットCMがかなり減少している気がしますね。
紫峰閣のCMも見かけなくなったような…。
イベント告知や「三重のスポーツを応援します」、
ヘアケアシリーズ、黒にんにくがやたらと流れていますよね。