名張へ行ってきました


写真:三重県名張市

三重県名張市。ここは三重県なのですが、大阪のベッドタウンとして発展した街で、関西意識が非常に高い地域です。でも、三重県なので、テレビやラジオ放送は名古屋のものが流れているのですが、アナログ放送に限っては、大阪の放送も視聴することができ、朝日新聞のテレビ欄は、大阪の局のほうが大きくなっています。

三重県なのにおもいっきり関西。私が以前からとても気になっているエリアです。

そんな名張市に来月7日「やなせ宿」という観光施設がオープンします。今回はオープン前にいろいろとお話を聞かせていただきました。

やなせ宿は、明治時代の商家「細川邸」を改修して集客施設とするものです。細川邸の建物は、明治の初めころに薬局の店舗として建設されたもので、その後細川邸となり、今から3年前に子孫が建物を名張市に寄贈、そしてこのたび、施設として活用されることになったのです。

少し拝見させていただいたのですが、塗り替えられた蔵がとても新鮮で、近くを流れる名張川の遊歩道とあわせて、とても風情があります。川べりを散策して、一休みするには最高の雰囲気です。しかも、近くにあるジャスコ名張店が、この施設利用者に駐車場を開放するとのことで、駐車場問題もクリア。

市民が日替わりでシェフを勤めるレストランや、名張生まれの江戸川乱歩にまつわる展示、さらには地元FM局「なばステ」のサテライトスタジオも設けられるとのこと。

まさにこのプロジェクトは、ベッドタウンからの脱皮。住む街としてだけでなく、観光を目的とした集客を関西から得られるかどうか。

名張の人は関西志向にもかかわらず、名張は三重県であるがために、デジタル放送などでは名古屋文化を押し付けられ、どうも名古屋に対しては悪いイメージを持たれているような印象すら受けますが、

名古屋っ子として、逆に「名古屋から最も身近な関西・名張」という視点で、今後も名張に注目していきたいと思います。

※名古屋から距離的に近い関西と言うと、滋賀県になるので無茶な気もしますがw)

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