放送局のそんなお引越しってアリ?

写真:MID-FMと関係ありそうなビル(名古屋市東区)

少し前になりますが、8月1日、春日井市内を車で走っていまして、FMラジオのサーチをかけると思いもよらず76.1MHzで止まりました。しかも、結構電波は強くて高音質。

確か、76.1MHzといったら、名古屋市中村区にあったコミュニティFM局「名古屋シティFM(SHANANA FM)」が廃局になった周波数。そういえば、東区にエリアを移して再開局するとか、新聞記事には書いてあったなぁ…。

実はまったくそのとおりで、この電波は8月20日開局予定の「MID-FM」のものでした。

それにしても…。

名古屋市内のコミュニティ放送局の廃止(総務省東海総合通信局)

コミュニティ放送局の予備免許(総務省東海総合通信局)

6月に廃止されたコミュニティFM局と、8月に開局予定のコミュニティFM局と社長が一緒で、スタジオも一緒で、ホームページアドレスまで一緒。電波の飛びが悪くて、エリアに恵まれないからって、放送局をいったん潰して、別のところで同じ周波数という既得権益を使って、電波を飛ぶようにして開局って、そんなことを認めるようになったんですね。

たとえばこれって言い換えれば、長野県の放送局が、長野県よりも名古屋のほうがスポンサー取れそうだから、長野県の局を潰して名古屋で新しく開局させちゃえ、みたいなことですよね。

時代は変わったね。

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