写真:ジャパネットたかた※イメージ写真
自前のハイビジョンスタジオを持ち、さらにはSNG中継車を購入し、テレビ東京で生放送の帯番組を持つまでになり、まさに「テレビ局ごっこ」炸裂の通販会社「ジャパネットたかた」。
これは皮肉で言っているのではなく、高田社長には、どうも「放送マニア」の香り、つまり、畏れ多い言い方になってしまいますが、私たちと同類のような香りがしてならないのです。
その最たる例が、番組冒頭にある「ネット局紹介」です。
かつて、まだわが国の民放テレビキー局が、全国ネットを完成させていなかった頃、番組のネット局の数は、その番組の影響力を示す指標となったため、番組の冒頭や番組中に、「この番組は○○テレビをキーステーションに、×△テレビ、※□テレビ…以上24局を結んでお送りいたします」なんてテロップが出たものです。
全国4系列化政策が事実上完了した今では、そういった表示をする番組は、一部を除き皆無となってしまいました。
しかし、ジャパネットはそこもマニア心をくすぐります。生放送の場合は冒頭で必ず、ネット局を読み上げるのです。ところがここ最近、その読み上げ方がおかしいのです。
これまで大抵は、北から南へと単純に局を読み上げることが多かったのですが、ここ最近、「三重テレビ」を別格扱いすることが増えたのです。20日に放送された9局ネットの同時生放送2時間スペシャルでも、「三重テレビ」が一番上に書いてあって、その後に、残り8局が北から並んでいるのです。
かつて、生放送中に高田社長の口から、「本日、三重テレビをご覧の皆さんから、ものすごくたくさんのご注文をいただいております。驚いております。」といった趣旨の発言があった回もありました。ひょっとして、三重テレビ視聴者分の売上が格段に高いのかな?
というわけで、我が家も今回、三重テレビ視聴者分として20万円ほど売上に貢献させていただきました。もちろん、「三重テレビで見てます」と申告しましたよ!
「社長にあのトーンで言われると、ついつい欲しくなっちゃうんだよな~。最近、某家電店によくいる、商品知識にあまりないな店員が、同じ値段でセールスしてきたとしても…いや、その場合は多少安かったとしても買わないな。」と家族談。
まあ、三重テレビファンとして、これくらいのことでしか三重テレビに貢献できませんから。これからも何か通販で買うときは、三重テレビ経由で買いますw
と言っても今回は、私自身が買ったわけではないのですが。
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