ニャン博-nyaXPO 2004-

1月12日まで、名古屋・栄の松坂屋名古屋本店にて開催されていました、「ニャン博」に行ってきました。行く前に聞いた話では、猫をテーマにした作家の「猫アート」作品やグッズ、企業の商品がずらりと並べられているとのことで、絵本や、絵本の原画である木版画の展示のほか、木版画彫りの実演が行われたり、さらにサブ会場では「ねこのダヤン生誕20周年・Dayan’s History」も開催されていて、ダヤンという猫のキャラクターで人気の池田あきこさんの作品も多く展示されるとのことでした。

最初は相方の影響だったのですけれども、池田さんの作品や、旅行エッセイは何冊も読んでいる私。かなり前ですが、河口湖にある池田さんの美術館にも行ったことがあるくらいです。これは松坂屋に行かずにはいられないなぁ。ということで、行ってまいりました。

南館1階のオルガン広場には、40名以上の作家による、様々な猫アート品が展示・即売されていました。イラスト、写真、版画、陶芸作品など、様々な猫が出迎えてくれました。また、絵本や画集、小説といった猫にまつわる本もたくさん売られていて、時間を忘れて見入ってしまいました。

ニャン博の行われたオルガン広場。以前はここで毎日ラジオやってました。

3階のイベントスペースM3では、このイベント限定のダヤングッズが売られている他に、20年間のダヤン、そしてその作者である池田あきこさんの世界兼ショップ名である「わちふぃーるど」の歩みがパネル展示してあり、いくつか絵も展示されていました。

一番の目的は、そのダヤンだったのですけれども、魅力的な猫の作品に思わず惹かれてしまい、本も合わせて結構お金を使ってしまいました。

モリゾーとキッコロが、お出迎えしてくれる松坂屋

私は絵を描くのは苦手なのですけれども、それでも絵には興味がありまして、作家さんの直筆の絵とか、直接刷られた版画作品を見るというのはとても刺激を受けます。しかし、絵や版画のテクニックの部分はあまり良くわからないので、絵から伝わってくる作家の想いと言いますか、そういった精神的な部分を読み取るのが好きなのです。どういうことを考えながらこの絵を描かれたのかな、なんて考えながら見ていますと、ひとつの絵の前で5~6分見入ってしまったりして、思わず買おうかと思ってしまうの
ですけど、お金も飾るところもないので結局、ポストカードとかしか購入できませんでした。

それと、無謀にも「ダヤンの絵画教室」というDVD付きのハウトゥー本を買ってしまいました。池田あきこ先生が、DVDにて鉛筆、パステルと色鉛筆、そしてペンと水彩を使ったイラストの描き方と、水彩スケッチの仕方を解説されているもので、ひょっとしたらこれを見れば、少しは絵が上達するかな…と思って、結構高かったのですけれど、買ってしまいました。さらにこのDVDには、ダヤンの本ができるまで、ですとか、新しくなった池田先生の「木の花美術館」の映像や、アトリエ紹介の映像まで入っているとのことで、早速今から見たいと思います。

ニャン博のパンフレットと、購入品の一部です。

そんな猫好きな私なのですけれども、家にいるのは犬なんですよ。猫は家族の反対があるので今は無理なのですが、いつかは猫とも一緒に暮らしたいな、と思っています。猫ってどこか神秘的で、別の世界と繋がっているような気がするところがとても好きです。そして、その猫をテーマにした作品にも、同じような魅力を感じます。また、こういう催事やって欲しいな。楽しかったです。

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