累積赤字が40億円…耐震改修をきっかけに名古屋競馬場が廃止を含め検討

名古屋競馬場が廃止を含めた検討に入ったと言う話題です。地方の公営ギャンブルを巡っては各地で存廃が検討されるようになりましたが、巨額の赤字に苦しむ名古屋競馬も、とうとうその対象となりました。

名古屋競馬場は、愛知県、名古屋市、豊明市が組織する「愛知県競馬組合」が1986(S61)年から運営していましたが、92(H4)年から赤字となり今年度末で累積赤字が40億円になる見通しです。

今回耐震診断が行われ、観覧スタンドが東海地震に耐えられない可能性があることがわかったために、改修するかどうかの検討をきっかけに、存廃を含め有識者による懇談が来年度設けられ、提言を出す計画です。

一時期は三重テレビの中継設備を常駐させ、愛知県競馬組合の提供で毎日テレビ中継を行い、電話投票などの策をとったものの赤字は解消せず、現在は三重テレビでの中継も行われなくなり、競馬場の屋上にあった三重テレビ用のパラボラアンテナも撤去されました。

累積赤字がそれほどまでとは。ひょっとすると一つの時代が終わってしまうかもしれませんね。

(メルマガ第10号より)

この記事を書いた人

TOPPY/川合登志和

記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

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