信金で着服 あわせて38人の顧客の口座から着服と穴埋めを繰り返す

愛知県瀬戸市に本店を置く瀬戸信用金庫は17日、瀬戸市内の支店に勤務していた30代の職員ひとりと、40代の主任ひとりがそれぞれ別の支店で2年以上に渡って顧客の預金を着服していたことを発表しました。

30代の職員は2002(H14)年3月から2004(H16)7月にかけて7,411万円余りを、40代の主任は2002(H14)年7月から2005(H17)年1月にかけて1億8,689万円余りを着服していました。発覚を免れるため、計38人の顧客の口座から着服と穴埋めを繰り返していました。発覚した際、30代の職員は4,601万円余り、40代の主任は3,558万円余りが穴埋めされていない状態になっていましたが、ともに親や兄弟が全額返済しました。

2人の男性職員は既に懲戒解雇されており、さらに2人の上司計12人を降格や出勤停止、減給の処分にしました。また代表役員7人についても、1ヶ月分の報酬を3%から10%カットしました。

毎月店内で互いに検査し合っていても、わからないものはわからないんですね。瀬戸信に預金をお持ちのみなさん、一度預金通帳をチェックしたほうがいいかもしれません。

この記事を書いた人

TOPPY/川合登志和

記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

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