名古屋を地盤とするコンビニエンスストア「サークルK」と東日本地盤の「サンクス」が合併して「サークルKサンクス」が誕生しました。合併による効果は30億円以上とのことです。
サークルKサンクスのキャッチフレーズは「WAKU WAKU」。店舗名称は統一しないものの、取引先や物流を2006(H18)年までに集約し、今後の新店の仕様を統一することで経費削減を図り、大手コンビニに挑みます。
まずはサークルKの地盤である愛知県で攻め込まれているセブンイレブンに対抗し、ここ数年減少していた店舗数を一転、新規出店を増やし攻勢をかけます。商品類も大幅に見直し、近い将来50%の商品をオリジナルブランドにする計画です。先行して今年中に米飯類への保存料・合成着色料の使用を中止します。
かつてこの地域では圧倒的な力を持っていたサークルKを、ここまで追い込んだセブンイレブンの力というのはやはり強大なのですね。セブンイレブンが愛知県に進出して丸2年。黒船の来襲により名古屋のコンビニ業界は大きく変化しています。
(メルマガ第43号より)
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