「アップル」という商標をめぐり、アメリカのパソコン大手「アップルコンピュータ」を相手取り、ビートルズが設立したイギリスのレコード会社「アップル」が使用差し止めを求め訴訟を起こしていました。レコード会社のアップルの設立は1968年。アップルコンピュータは創業者がビートルズのファンということもあり、わざとアップル社を真似たものです。
1991年、アップルコンピュータは「アップル」の使用をコンピューター事業に限定し、音楽事業には進出しないことを条件に約29億円の和解金を支払い和解していました。ところがアップルコンピュータが音楽事業をスタートしたことから再び裁判となり、近く再び和解金を支払い決着となりそうです。その和解金は相当な金額になりそうとのことで世界が注目しています。
さて、これが名古屋と何の関係があるのかと言いますと…。
「アップル」と聞いて中古車の買い取りを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。しかしです。「車売るならアップル」の車買取専門店アップルと、「売るのも買うのもアップルワールド」とふたつ会社があるのはご存知でしょうか。しかもこの2社は字の書体もマークもかなり酷似しています。さらにアップルワールドは「ワールド」も文字が小さかったりネオン管がそこだけ入っていなかったりと、一見同じ「アップル」かと思ってしまいます。
アップルは三重県四日市市に本社があり、青森から鹿児島までをネットしています。対するアップルワールドは愛知県刈谷市に本社がありFC展開しています。2社とも同じ業種ということで訴訟になりそうな気もするのですが、ならないところを見ると何か関係があるのか…と思うのですが、そうは思えないんですよね。
その前に両社とも、イギリスのアップル社から訴えられることの無いようお気をつけ下さい…??
車を売る際は、別の会社ですので両方の査定を取ったほうが良いかもしれません。同じ名古屋の「服部家具」と「服部家具センター」的な感じですかね。
(メルマガ第44号より)
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