セントラルタワーズよりも高い再開発計画・名称は「ミッドランドスクエア」

万博後のビックプロジェクトとして以前から話題に上っています、名古屋駅前の豊田ビル・毎日ビルの再開発計画を取り上げます。JRセントラルタワーズよりも2メートル高く、中部一の高層ビルとなるこのビルですが、今までは「名駅4丁目7番地区再開発ビル」という仮称がつけられていました。そしてこのほど、その正式名称が発表になりました。

ビルの事業主体となっているトヨタ自動車と傘下の藤和不動産、そして毎日新聞社、さらに施行会社社員から675もの案が寄せられ、専門家と地元市民に意見を聞き決定されたその名は「ミッドランドスクエア」。ミッドランドとは中部地方、スクエアとは広場です。また、ビルのオフィス部分は以前の名前を踏襲し「豊田毎日ビルディング」としました。

以前から、名古屋にある外国語放送局・RADIO-i(愛知国際放送)はこのエリアのことを「ミッドランド」と呼んでいるとおり造語ではなく、イギリスやアメリカでもそれぞれ自国の中部地方を指す時に使われるれっきとした英語なので、「セントレア」よりもすんなり外国人にも受け入れられやすいネーミングと言えます。

このビルは2006(H18)年9月完成予定で、豊田・毎日ビルは地下6階、地上47階、商業ビルは地下6階、地上6階でシネコンやブランド店、飲食店などが入居する予定になっています。オフィスビルにはトヨタ自動車の国内営業部門と、現在は東京にある海外営業部門、そして現在は昔の日本経済新聞社を間借りしている毎日新聞社が入居する予定です。

ところで、この超高層ビルはあの「大名古屋ビルヂング」のすぐ横に建つわけでして…、大名古屋ビルが「大」で無くなってしまいます。

この記事を書いた人

TOPPY/川合登志和

記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

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