アジアのハブ空港を目指す中部国際空港(セントレア)が開港

開港直前になっていろいろな意味で話題となった中部国際空港(セントレア)が17日に開港しました。中部国際空港は愛知県常滑市沖に成田、関西に次ぐ第3の国際空港として、アジアのハブ空港を目指します。

ハブ空港とは乗り継ぎの拠点となる空港のことで、中部空港は今までの国内の空港には見られなかった利便性を備えています。まず、国際線と国内線のターミナルが一体化しているということ、そして国内線は週658便と成田の119便、関空の280便とは比較にならない便数を誇ります。

ハブ空港を目指すのは旅客についてだけではなく、貨物についても日本の中央にあるという立地条件を生かし貨物専用便の便数は週27便。世界最大の航空貨物会社「フェデックス」の乗り入れも獲得しました。

中部空港の最大の特徴は民間主導であるということです。「乾いた雑巾をさらに絞る」と言われるトヨタ自動車の手法を取り入れ、総事業費は約1,200億円ケチる、じゃない削減することに成功。5年後には単年度黒字を目指します。中部の玄関としてだけではなく、日本の玄関としてアジアの玄関として、今後のセントレアに期待です。ただ、絞られた雑巾はたまったものじゃないですよね…。

私も先日、開港前に行ってきました。アクセスプラザには国際線、国内線の離発着カウンターと名鉄電車のホームが直結。飛行機を降りてすぐに列車へ乗ることができます。名古屋駅まではわずか28分です。ターミナルビルはまだ見ることができませんでしたが、飛行機の離発着が見られるお風呂や、アミューズメント施設が豊富にあります。なぜならば、この中部国際空港は飛行機の利用以外の収益が、本業を上回るようにと計画されているのです。

この記事を書いた人

TOPPY/川合登志和

記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

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