テレビ東京が上場したので株主になってみました

 今月5日、テレビ東京が東証1部に上場しました。私は系列局であるテレビ愛知開局時からずっと番組を見続け、意識的に応援するようになって早15年。取引している証券会社では公募で買うことができなかったので、記念すべき初値でテレビ東京の株を買い、晴れて株主となりました。

 上場当日、テレビ東京は自社に株式ワイド番組があることを最大限生かしました。朝9時ちょうど、東京証券取引所では「祝・上場 ○○」という会社名が電光表示されるのですが、それをさりげなく映したいがために、朝9時からの「オープニングベル」という番組では、いつも番組途中に入れる提供クレジットを、この日だけ冒頭にもってきて、提供の後ろに「祝上場・テレビ東京」という文字をアップで映しました。

 そしてそのあとも、「注目のIPO特集」といって自社の上場を取り上げ、社長が生出演。もうさりげなく、ではなく意識的に上場をアピールしまくりました。他局ならうんざりですが、テレビ東京がそういうことをやるのはどこか憎めません。それはこの番組が、視聴率1%あるか無いかの番組だからでしょう…か…。でも見ているのは投資家。ターゲットは絞られています。

 私は、株式投資自体は以前からやっていますが、会社の株を買っても「株主になる」という意識は皆無でした。しかし今回は投資・投機が目的と言うよりも、テレビ東京を応援する立場としてやはり株主になっておくべきだろうと思い購入したのであって、ファンとしての行動の一つの形であり、値動きはそれ程気になりません。といっても今はまだ初値を割っていないからそういう余裕があるだけかもしれませんが。

 企業は株主のものと言われます。営業活動で利益を上げ、その利益を株主に還元します。これは上場していようがしていまいが変わりませんが、株式を上場すると、企業は一般投資家に対して利益追求の責任を負うようになります。それが果たせなければ株価が下がります。

 ですので、今までよりもさらに利益を追い求める経営を迫られるようになります。これにより、テレビ東京らしさが失われることだけは避けて欲しいと思います。どこか番外地的な、他局に流されないというすばらしい信念をこれからも曲げることなく、それでいて利益が追求できるスタイルで頑張って欲しいと、ファンとして株主としてそう思います。

 できれば、上場している全ての株を「てれとまにあ。」が買い占め、暖かく見守れるようになれば一番良いのですが、まぁ、それは無理でしょうね。

 間違っても、テレビ朝日のような株価は勘弁してください。確か4年前の初値が375,000円で、今は…。

 テレビ朝日は、抱えてるお荷物がテレビ東京とは比べ物にならない程大きいからなぁ。比較しては可哀相だ。

テレ東キャラ、ピーテルとリズモ。知らないうちに、知られる前に消えました。オリンピックでもピカチュウ全開。

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