21日に名古屋鉄道が「名鉄グループ経営ビジョン」を発表しました。これは中長期的な視野で経営の方向性を示すもので、ここ数年見られなかった投資を今後行うこととし、名鉄は攻めの経営に転じることを宣言しました。
今後5年から10年の間に目指す施策を「グループ運営の基本方針」「公共交通事業」「不動産開発事業」「ライフサポート事業」の4つに分類し、三河線の山線区間の複線化検討、保有資産の有効活用、そして非接触式のICカード乗車券を近い将来に導入することを盛り込みました。さらには幹線の高速化や高架化を促進します。
磁気式乗車券のトランパスを現在導入途中にもかかわらず、非接触式ICカード乗車券を近い将来にという構想は…意外な発表でした。
今回の経営ビジョンは2006(H18)年3月公表予定の次期中期経営計画に反映される見込みです。
(メルマガ第108号より)
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