2月17日に開港した中部国際空港(セントレア)、空港を運営する中部国際空港株式会社が25日、2005年3月期連結決算を発表しました。
空港会社は当初から、着陸料や施設利用料など本業の航空系収入を4割、直営商業施設およびテナント料で4割、家賃や駐車場料金などで2割と、収入の割合に目標を設定していました。
発表された決算内容ですが、開港から3月末までの売上高は65億9200万円。経常損失は38億5300万円、純損失は37億4800万円でした。その売上高の割合ですが、航空系が39%、商業施設が40%、その他が21%と目標にかなり近い結果となりました。2006年3月期は売上高530億円、経常損失は11億円を見込んでいます。
空港にもかかわらず、本業の売上はわずか4割です。これが中部国際空港の特徴です。逆の言い方をすれば、本業以上の売上を別のところで稼いでいるわけです。
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