「乗換案内がわかりにくい」行政評価局が名古屋市に改善を申し入れ

中部管区行政評価局は27日、名古屋市内のターミナル駅やバス乗り場で「乗り換え案内が分かりにくい」として中部運輸局と名古屋市に対して改善を申し入れました。

行政評価局は市民からの「乗り換えに戸惑う」という指摘を受けて、名古屋・栄・金山・大曽根で調査をした結果、他社の鉄道・バス乗り場が書いていなかったり、目的地までの到達経路が記されていなかったというケースが多かったとのこと。

行政評価局の諮問機関である行政苦情処理委員会は「万博開催を考えると、早急に解決すべき問題。関係機関のまとめ役を決め、具体策を推進する必要がある」とコメントしています。

名古屋市はこれに対し「案内表示の複雑さには市も危機感を持っている。課長レベルの検討会はすでに発足させている」、そして中部運輸局は「JR東海や名鉄などにも協力を促したい」としています。

私は名古屋市内を散策していますが、絶対に地図は手放せません。交通案内もそうですが、ガイドブックなどに載っている名所や旧跡でさえどう行けばいいのかという案内が街中にあるのは稀で、名古屋市教育委員会が推進している史跡散策路についても、方向案内はあるものの経路を示す看板は無いことが多いです。

こういうところも、名古屋が排他的と言われる理由のひとつかも知れませんね。それが隠れ家っぽくて良かったりする?

(メルマガ第24号より)

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