ジャパネットたかたの通販の様子
いよいよ引退の日がやってきてしまいましたね
独特の語り口で知られ、独自のテレビスタジオを建設し、放送のたびに、わざわざその時間にどこの放送局で放送されているのかを発表し、今や、大手テレビ局の制作する番組よりも、かつてのテレビ番組らしい通信販売スタイルを確立した、ジャパネットたかたの前社長・髙田明さんがいよいよ、レギュラーの通販番組から引退する日がやってきます。
その日とは、ジャパネットたかたの創業30周年の前日となる2016(H28)年1月15日。創業30周年ということで「30時間の生放送」を行うとのこと。
私は、髙田明さんの本業はもちろんのこと、「放送」とは何か…の、本当に細かいところまでこだわるその姿勢に大いに感化されてきましたし、語り口も大好きでした。同様に思っておられる方も、放送好きのなかには多いことでしょう。
髙田明さんのレギュラー通販出演最終日、どのような番組が放送されるのでしょうか。
「30時間LIVE」のその全貌
ジャパネットのプレスリリースによりますと、番組タイトルは「ジャパネットグループ創業30周年記念30時間LIVE・楽しいのがジャパネット」
放送開始時間は1月15日(金)11時からの30時間。ただし、髙田明さんはあくまでも15日が最終日。15日の24時までしか登場しないそうです。
・たかたよしもと
…吉本興業とジャパネットのコラボショッピング
・おさんぽジャパネット
…髙田明さんが長崎篇として五島列島を散歩
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・髙田明 セレクション! プレイバック30年の歴史
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・30周年記念バス出発式
…長崎県内を走るキャンペーンキャラクターラッピングバスのお披露目式
どうやったら見られるの?
この「30時間LIVE・楽しいのがジャパネット」を、どうしたら見られるのか…ということなのですが、全編放送するのはジャパネットの独自チャンネル「ジャパネットチャンネルDX」ということいなります。
ジャパネットチャンネルDXでは、1月15日(金)11:00~16日(土)17:00の30時間生放送。
ジャパネットチャンネルDXは、スカパーの524chやひかりTVの152chのほか、ケーブルテレビなどでも配信されています。アプリやWEBからも視聴可能です。
民放で髙田明さんのラストを見たい!
ただやはり、専門チャンネルではなく、地上波やBSなどの民放で見てこその「ジャパネットたかた」というところがありますよね。そこで、髙田明さんの最終日となります、1月15日(金)のジャパネットたかたの放送予定を見てみますと…。
特番に入る前にも、ありますね。
・朝3:45~5:45 BSジャパン(BS7ch)
「早起き日経+FT」内のショッピングスタジオ
経済番組の合間に放送される通販なのですが、開始から3日間からは生放送だったということもありますので、今回も要チェックです。
・朝9:28~11:13 テレビ東京(関東地上7ch)
「7スタライブ・快適ショッピングスタジオ」
関東ローカルでの放送になりますが、この時間は佐世保スタジオからの生放送になっていますので、髙田明さんも登場されるのではないかと思います。
そして30時間特番が並行して民放でも放送される時間帯があります。
・昼12:00~12:56 BSジャパン(BS7ch)
「快適!ショッピングスタジオDX」
・午後3:00~4:53 ぎふチャン・テレビ埼玉
「ジャパネットたかた 生放送テレビショッピング 佐世保発テレビショッピング!30周年キャンペーン実施中!買って当る佐世保の旅!見て当たる純金メダル」
・夜7:00~8:55 ※
「ジャパネットたかた 生放送テレビショッピング おかげさまで今年で30周年!30周年を記念して豪華プレゼントをご用意!買って当たる『佐世保の旅3日間』、見て当たる『純金記念メダル』、もちろん商品も記念特価を多数ご用意!30周年のテレビショッピングお見逃しなく!」
※tvk(テレビ神奈川)・チバテレ・テレ玉・TOKYO MX2・ぎふチャン・KBS京都
※三重テレビ(19:59まで)
髙田明さんの、通販番組としてのキー局への最終出演はテレビ東京、BS民放最終出演はBSジャパン(テレ東系)、地上波最終出演が独立U局各局というのが、まさに、ジャパネットの原点を象徴しています。
かつて、髙田明さんが社長だった頃にテレビで仰っていたのですが、当初は長崎のAMラジオ局での通販が成功し、テレビに進出しようとした際、4大キー局や基幹系列局がなかなか応じてくれないなか、(どこの系列にも属さない)「独立U局」や「テレビ東京系列」がだったそうなのです。
なので、ここまでジャパネットたかたが大きくなった原点の原点はもちろんAMラジオですが、テレビショッピングとしての原点は、独立U局とテレビ東京系列ということになるわけです。今ではすっかり、4大キー局でも通販を流せる立場になったにもかかわらず、今もジャパネットたかたは独立U局とテレ東系を大切にしている様子がわかりますし、髙田明さんの最終日は、テレ東系と独立U局がふさわしいと、そういう現れですよね。これは。
まあ、編成上の都合もあるのでしょうけれども。
最後の最後に登場する「飛び降りポイント」
番組のネットワーククレジットを必ず言う、録画映像を流す時は「LIVE」という文字を必ず消す、オープニングとエンディングにしっかり時間を割くなど、今や放送局よりも放送局らしい番組づくりとなったジャパネット。髙田明さんの通販はいよいよ見納めです。
髙田明さんの最後の地上波特番となる、午後7時からの独立U局7局ネット。これは、三重テレビのみしか見られない方には残念なことではありますが、三重テレビが20時台を放送しないことで、19時59分に三重テレビのみがネットを離脱する、いわゆる「飛び降りポイント」があるというのが見どころですね。
放送の細かい所に配慮する髙田明さんの最後の地上波出演に、飛び降りポイント。髙田明さんがその飛び降りに、どう対応するのかも、放送好きとしては見ものです。
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