愛知県三河一色産鰻のまぶし重&カルビ丼(カネ美食品)
日本初のステマと言われますが…
絶滅の危機が叫ばれている「うなぎ」。かつては夏場に売れなかったうなぎを、「土用の丑の日はうなぎ」というナゾのキャッチフレーズとともに、日本初のステマを行なったのが平賀源内でした。
それがすっかり定着し、二百何十年たった今でも風習として残っているのですからすごいことです。しかし、ウナギは危機を迎えています。
食べる量を減らした上で、満足感があればいいんじゃないの?という思いを満たしてくれるうな丼弁当を発見しました。
名古屋なものですから…
「ウナギなんて別に食べなきゃ食べないで過ぎていくものじゃないの?」という声もありますが、私は名古屋生まれの瀬戸育ち。
名古屋といえば名物料理に「ひつまぶし」があります。今ではすっかり数千円出していただく贅沢料理になってしまいましたが、かつてはそこまででもなく、名古屋ではちょっとしたハレの日にひつまぶしを食べたものでした。
また、私が育った瀬戸市はうなぎが名物。名古屋近郊では瀬戸に限らず多治見や関など、古くからの労働者の街では、大きな仕事をした後にはうなぎを食べて英気を養う文化がありました。
ひつまぶしの地で生まれ、うなぎが名物の街で育っているので、どうしても、この季節はうなぎが食べたくなってしまうのです。
お値打ちな理由は…量が少ない
そこで、ユニーグループにあるカネ美食品で販売されている「愛知県三河一色産鰻のまぶし重&カルビ丼」。
使用されているのはあの愛知県三河一色産のうなぎですから、もう間違いありません。しかも価格は税込591円。これなら、気軽にいただけますね。
でも、その価格ですから、入ってるうなぎの量は…3切れ。しかも、身の片方だけです。
食べ応え充分です
ところが。やっぱり一色産ですね。ふっくらやわらか。脂ののりかたも適度です。さらに、うなぎはわずかしか入っていませんが、ご飯にはしっかりとタレが混ぜ合わせてあるので、味的にはしっかり。
そして、カルビ丼とセットになっているので、食べ応えもあり、食べ終わった際の、お腹の満足感も、うなぎを食べた満足感も両立。
これ考えた人、素晴らしい。今年はもうこれで「うなぎ食べた感」ばっちりです。
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