日清のどん兵衛 ピリッと香るゆず胡椒仕立て旨塩だれ焼うどん(日清食品)
見た目で感じるんだ
スーパーで、変な形の容器に入った「どん兵衛」を見かけました。どん兵衛といえば「うどん」「そば」わけですが、容器は完全に焼そばです。いやU.F.O.です。
でも商品名はどん兵衛。しかもパッケージの写真は麺にしっかり水分があって、つゆがあるように見えなくも無いというトラップがある上に、肝心な「これが何なのか」を示す「焼うどん」の文字が商品名の中で一番小さいという。
焼そばアレンジの変化球?
ここ最近、各メーカーともに変り種のカップ焼そばを出すのが流行していて、日清焼そばU.F.O.でさえもその流れに乗っているわけですが、これもその一環でしょうか。
焼そばのアレンジが行き着いた先が焼うどん。うどんになってしまったことで、本来はカップ焼そばのアレンジだったはずが、うどんのイメージが先行したことで「どん兵衛」に切り替わってしまったのではないかと想像できます。
商品名が長いからだよね
U.F.O.の容器にどん兵衛ブランド。で、これは何なのか?と問われれば、「焼うどん」なわけですよ。にもかかわらず「焼うどん」の文字が商品名の中で最小。
その商品名も「日清のどん兵衛 ピリッと香るゆず胡椒仕立て旨塩だれ焼うどん」。長い!
ローストガーリック風味の旨みをきかせた塩だれソースがまず特徴。そこに「特製ゆず胡椒」をお好みで加えることで、胡椒のピリッとした辛みとクセになる香りが楽しめるということです。
麺はもろどん兵衛な感じ
麺はかなりどん兵衛っぽいですね。なので待ち時間は5分です。
味としては、確かに風味の良い塩だれソースに、ゆず胡椒でパンチがあるわけですが…。
カップ焼そばは、何となくソースの香ばしさで「焼いていない」ことがごまかされている感があるわけですよ。実際、湯でふやかしてるだけでまったく焼いてないわけですからね。
それがうどんとなると、焼いてない感ハンパないですね。でも、味としてはおいしいので、しっとり麺のまぜそば的などん兵衛といった感じでしょうか。
そっか。「焼うどん」の文字が小さく、U.F.O.ブランドにもしなかったのは、「焼」の感じがあまり出ていないことの象徴だったのかもね。それを打ち消すためにアピールすることが多くて商品名が長くなっちゃったと。
汁なしどん兵衛だと思えば違和感なくおいしくいただけます。
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