北海道余市産白ぶどうスパークリング(ポッカサッポロ)
趣向の違う果実炭酸飲料
果実を使った炭酸飲料といえば、最近はアレとアレを思い出すわけですが、それらとは違うデザインの「白ぶどう」のスパークリングがあったので買ってみました。見ると「北海道余市産白ぶどう」の文字。さらにその上には「pokka sapporo」。
一緒になって4年半
ポッカとサッポロの飲料部門が統合されたのは今から4年半前のこと。「名古屋のポッカ」というイメージを崩さないためか、本社を名古屋に置き、名古屋向けには「地元企業ですよ」アピールを続けるという涙ぐましい努力をしていますが、今回の商品はさすがに違う意味で本場感が出てますね。
北海道色がとても強い
北海道余市産でサッポロ、ですからね。そもそもポッカサッポロが名古屋にあることが、「名古屋のポッカ」であることを知っている人には納得でしょうけど、サッポロは札幌ですからね。一目見ると北海道の印象のほうが強い会社ですよね。それを危惧しての「名古屋アピール」なのでしょうけれども。
余市は寒暖差が大きく梅雨がないことで、ぶどうの栽培にはすごく適しているんですってね。今回のスパークリングはフレーバー炭酸飲料扱い。果汁は1%です。とはいえ、使用されているぶどうは「ナイアガラ」と品種まで指定。こだわっています。すごく香りが良い品種として知られていて、フレーバー飲料にはぴったりですね。
さすがバランスとれていますね
飲んでみますと、リフレッシュにいいですね。立ち位置としてはノーマルな感じです。微炭酸にも振っていないし、炭酸の強さを売り出すわけでもない。バランスのとれた印象が強いです。
社名に札幌という地名が入ったことで、一方の名古屋にはしっかりとその「地元感」アピールをするバランス感覚を持っている会社の商品だなあと、思いました。
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