ネコのくせにカッコ良すぎ

22日の日記で、「サイボーグクロちゃん」というアニメの話をしました。DVD化などはされていないのですが、クリスマスイブの夜に某所で、何話か見てみました。

ボンボン(現在休刊)連載の子ども向けギャグアニメで、ネコが主人公のクセに…。カッコ良すぎるんだよ!

あまりにも衝撃的だったので、3つのシーンを書き留めてみます。

(1)ミーくん

人間に飼われるなんて反吐が出る…。でもな、借りたものは返さなきゃなんねえ。たとえ相手が人間でもな!それが俺たちオス猫の誇りって奴だからよおお!

(2)ミーくん

人がどう思おうと関係ないだろ。夢ってのはねえ、人に自慢するためじゃなくて自分との闘いなんだよ!

(3)クロちゃん

(自分のリアルな生活に嫌気がさし、 コンピューターを使って事件を起こし、歴史に名を残して死のうとしていた少年「コタロー」との会話。)

クロ:なあ、コタロー。お前の生きてるこの世界ほど、予測不能でエキサイティングなRPGは無いと思わないか?

コタ:それは、クロちゃんみたいに自由に生きてる奴のセリフだろ!

クロ:そうか?世界はお前が考えてるほど、単純じゃないと思うぜー。いっぱしのゲーマーなら、クソゲーって決め付ける前にもっとやりこんでみろよ。お前の人生、クソゲーかどうか、10年後に判断しても遅くはねえだろ。

コタ:10年なんて無理だよう。僕一人じゃ最初のダンジョンで行き詰って、ゲームオーバーさ。僕がどんなに無力か、今回でわかっただろう?

クロ:本当に困ったときは…そん時は…オイラを召還しな!道なんかいくらでもこじ開けてやらあ。一緒に感動のフィナーレ、見てやろうぜ!

なんだこの男気たっぷりの内容。土曜朝の子ども向けアニメとは思えない。

2頭身のネコにこんなこと言われたら、そりゃハマるっつーの。

もし、自分に子どもができるようなことがあったら、ただのギャグアニメや、冒険物も良いんだけど、こういう一本芯の通ったアニメを見せてやりたいなと思う…。

DVD化してくれないかな…。製作会社倒産してるけど。ま、とりあえず原作本買ってみようかな。かなりグロい表現もあるらしい…って、ボンボンのギャグ漫画なのに…!?。

たかがアニメの中のセリフだけど、ちょっと壁にぶちあたり気味の今の自分にとっては、いいクリスマスプレゼントになったなと思う今日この頃。これでなんとか、来年も頑張れそうだ。

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コメント

  1. マーオブジョイトイ より:

    コミックボンボンの原作を小学生のとき一時期見ていましたが、普通にバラバラになって死ぬシーンとか多く描かれてましたね、実際に放映したらテレビ局の放送コードに引っかかるぐらいに。でも当時のコミックボンボンで同時期に連載していた「真・女神転生デビチル」のグロ表現の異常さが目立ってたので「クロちゃん」のグロさがまだ軽く見えましたけどね。
    原作でも、男気があるような人間ドラマが多く描かれてましたね、特に剛くんの学生時代の話がいまでも印象に残っています。
    アニメで印象に残っているのはコタローが手伝った募金のおじいさんおばあさんの話で今まで見てきたアニメの中で一番感動した話です。
    こういう人間ドラマみたいな話も今の子供達にも必要な気がしますね。

  2. トッピー より:

    >マーオブジョイトイさん こんにちは

    そうですか…。とりあえず、近いうちに原作を買って、読んでみたいと思います。

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