おかしいなぁ。
私は毎日、東海3県の各新聞のサイトと、中日新聞の朝夕刊本紙、そしてたまに岐阜新聞の本紙に目を通し、このブログでは、興味深い記事を抽出してリンクをご紹介しています。
先日、スーパーの衛生問題について、8年前に取り上げたテレビ番組のお話を書いたわけですが、そんなタイミングで、興味深いニュースが一部で報じられたのに、私が巡回している新聞には全く記事が出てこないので、あえてここで転載いたします。
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【夕刊三重】大型店の受水槽から遺体見つかる－飛び降りの男性
松阪市船江町ショッピングセンター・マームの従業員出入口側の屋外に設置してある受水槽から、27日夕方、男性の遺体が見つかった。警備員が発見し、通報で駆けつけた松阪地区広域消防組合の救助隊が引き上げた。松阪署によると、自殺の可能性が高いという。本紙調べによると、遺体は伊勢市の40歳代の男性。今月1日から行方が分からなくなっており、家族が探していたという。
受水槽は高さ1メートルほどの足場の上にあり、横12メートル、奥行き3メートル、高さ3メートルほど。建物裏側の従業員出入口の近くに設置してある。男性は、マームの建物から飛び降り自殺を図り、落下した水槽の天井を突き抜け、水の中に落ちたとみられる。
27日午後5時過ぎに警備員が発見した。中で浮いていたという。松阪署は事件性はなく、自殺の可能性が高いとみている。（写真）水槽から遺体を引き上げようとする救助隊ら
＝27日午後5時49分、船江町のマームで
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受水槽とは何か。受水槽とは、ビル・マンション・学校・病院などや一時に多量の水を使用する建物などで、水道局から水道管を通って送られてきた水をいったん貯めておく容器のことです。
（受水槽.comより）
つまり。遺体の浮いていた水が、「JUSCOと80の専門店 松阪ショッピングセンター・マーム」で飲料水として、飲食店の調理などに使われていたということですね。
マームのプレスリリースはこちら。
「給水施設の事故対応についてお客さまへお知らせ」
気になるのは、人間の遺体からもダシが出るのか？じゃなくて。どれだけネット上で検索しても、マスコミのニュースに引っかからないこと。
まあ、記事として取り上げるほど大したことじゃないという判断なんだろうかね。
＜12/4追記＞
朝日新聞につい先ほど詳細な記事が掲載されました。
2008年12月4日1時44分
【朝日新聞】商業施設水道タンクに遺体、発見まで１カ月 三重・松阪
この記事でわかったこと
・水の中にあった遺体は死後１カ月近く
・消毒しただけで受水槽は変えていない
１カ月か…その間に、ジャスコ松阪店、飲食店、理容店、エステ、食品販売店全てで、そこからの水道水を使っていたということですね…。
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