エバラの誘惑ふたたび

私はエバラ食品のCMに弱いです。集中的に流すという手法にやられているのかも知れませんが、 それ以前に、エバラのCMは実にツッコミ所が多い。ダジャレ連発が気になったり、なぜそこで踊るのかといった 疑問を抱いてしまい、結局いつも注目してしまうのです。

ここ最近では、小堺一機さんの「焼肉塩だれ」が秀逸でした。小堺さんの何とも言えない 持ち味=寒さを最大限に引き出し、それでいてすごく美味しそうだと思わせるのだから凄い。

そしてエバラがまた新商品を出したのです。「お家で開店!焼肉屋さんシリーズ」です。 「焼肉ポン酢」と「炭火風焼肉あぶり醤油味」は新発売となったため、新たなキャラクターを 起用してのCMとなりました。

要潤さん。このCMを初めて見たとき、私は「エバラはさすがだ」とまたまた感心してしまいました。 要さんは、昨年テレビ朝日系列で放送された「動物のお医者さん」で、最高にトボケタ役を 演じきりました。本人は真剣なつもりなんだけど、どこか抜けていておかしい、という 役をやらせたら右に出るものはいないと言って良いでしょう。

今回のエバラのCMは、要さんが友人と焼肉屋さんに入り、「大きな声じゃ言えないんだけど、 この味がこれからは家で食べられる」という話を内緒ですると言うもの。 友人が「うちで?」と少し大きな声で話すと、「声がでかい!」と友人を 叩き真剣に怒るのです。

要さんの演技は素晴らしいの一言ですが、 今まで川平慈英さんにタップダンスをさせたり、 峰竜太さんに恐妻家を演じさせたり、 香田晋さんにマーチングバンドの指揮をとらせたりと、演者の魅力を最大限に引き出すエバラのCMは、 今回も健在でした。全部で7パターンありますが、どれも今回は真面目なのに面白いという新境地開拓です。 エバラのサイトでも見ることができます。

そして、今日は焼肉にしようと、私はスーパーへ行ったのですが、散々迷った挙句、エバラと、モランボンの ステーキソースと、牛角のたれの3種を買いこみました。 そして、それぞれを皿に用意し、味の違いを楽しむという大満足な夕食となったのでした。

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