マスプロブースターの威力

こんにちは。日記です。先日の台風で我が家の2本のアンテナマストのうち、1本が強風に煽られ倒れてしまいました。そのため、15年活躍してきた、DXアンテナ製の中京地区特定地域用ブースターが水没してしまい。その役目を終えるとともに、三重テレビ(33ch)が見るに耐えない画像となってしまいました。

本来、私の家は一応三重テレビのサービスエリア内であるものの、アンテナを向けただけで映るという場所ではありません。と言いますのも、家から距離は結構あるのですが、中京テレビの東山タワーからの障害物がなく、強力な中京テレビ(35ch)の30kwという電波が、針金1本でも鮮明に映るくらい、ガンガン入ってきます。そのため隣接チャンネルである33、岐阜テレビ(37ch)にも35の電波が回り込んでしまい、混信してしまうのです。

そこで必要なのが、特定地域用の特殊ブースターです。今まで使用していたものは、33とその他UHFの2本のアンテナのゲインを調整し、35にフィルターをかけ、33を鮮明にすると言うものでした。しかし35をわざと弱める際、一緒にテレビ愛知(25)も弱めてしまうため、33を鮮明に見ようとすると、25が若干見づらくなるという点が、15年ずっと不満で、あれこれ試行錯誤してきました。

ところがです。15年の時代の流れか、今回購入したマスプロ電工のブースターは、さらに機能充実なのです。仕組みは同じで、35にフィルターをかけ、33を増幅するのですが、その際、25と35のゲインがそれぞれ独立していて、なおかつ、以前のものはスイッチだったのが、ダイヤル可変にパワーアップしたため、微妙な調整ができるのです。お陰で、35を弱めて、33を鮮明にし、なおかつ25を独立して増幅できるので、すべてのU局が驚くほど鮮明になりました。ビックリです。

今回は、12月にスタートする地上波デジタル放送のため、いつテレビやチューナーを購入するかはまだ考えていないものの、老朽化もあり、とりあえずUHFをデジタル対応にしようと思い、家中のケーブルを、損失の少ないデジタル放送対応のものに張り替えました。

まあ、デジタルタワーは屋上から見えますし、中京テレビと同じ方向なので、アンテナ自体はアナログと共用なのですが…。しかし、不安もあります。デジタルの電波が発射されると、自転車で行くことができるくらい近い我が家は、絶対に強電界になります。その電波がブースターにまわりこんで、三重が映らなくなるのでは、とも危惧しています。

とにかく炎天下、オヤジと二人で、一日中作業してヘトヘトですが、鮮明な25、33を見ると疲れもふっとびます。しかし、マスプロ電工の配慮はすごいなぁ。35と25の地元での電波状況もよくわかってらっしゃる。さすが地元の会社、そして、マスプロのキャッチコピーを思い出し、さらに納得したのです。

「♪見えすぎちゃって困るの~」

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