写真:アナログマ
(昨日の続き)
公然わいせつで逮捕された、地上デジタル推進大使の後継者(?)として、黄色いスクール水着を着て登場したゆるキャラ「地デジカ」。ネット上では、そんな地デジカを擬人化したイラストなどが描かれるようになりました。
そこで民放連は、こんなことを公式発表するのです。「地デジカが着ているのはスクール水着ではない」
??
そんなことをなぜ、わざわざネット上で公式発表する必要があるのでしょうか。そして、ネット上でさらに、裸の地デジカが公園で「裸になって何が悪い!」と叫ぶイラストなどがアップされると、民放連はわざわざ「地デジカの著作権侵害、二次創作は法的手段で訴えます」と発表。
ネット上で絵を描いたり、二次創作することに対し、「法的手段で訴える」などというゆるキャラが、これまでいたでしょうか。
結局、地デジカは、地上デジタル放送完全移行だけを象徴するものではなく、地デジ化によって、録画した番組のダビングを不可能にしたり、編集を不可能にするという、電波利権の象徴でもあるというわけです。
だから、地デジカそのものも、コピーしたり、編集したりすると、法的手段に訴えるというわけです。
そこで登場したのが、「アナロ熊」。
ネット上で創作された「アナロ熊」は、地上アナログ放送の延期を求めるキャンペーンキャラクターであると同時に、著作権なし、二次創作歓迎と、地デジカには全く無い「度量の広さ」を持つことを売りにしており、大手新聞に取り上げられるほどに、話題になっています。
これまでにも、ネットで発生したキャラクターは多々ありましたが、アナロ熊ほどに、急速にそして一般にまで広がりを見せているキャラクターが、これまでに存在したでしょうか?その広がりの背景には、天下り団体が発行するB-CASカードを無理やり買わされる、録画した番組を移したDVDのダビングが一切できない、それらが押し付けられる地デジ化。
多くの人が疑問を持つ、地デジに潜む電波利権への「?」があるのでしょう。
しかも、その肝心の民放連の地デジカ公式サイトの説明文が、Wikipediaをパクっていた…ってw
詳しくは、アナログマサイトの時系列説明をどうぞ。
それにしても…民放連って実は煽ってる?地デジ化は民放も実はヒーヒーだったりするんだよね?w
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