なんとも同意できない中部電力のCM

 最近、頻繁に流れている中部電力のCMがあります。それは一般の人々の生活風景を切り取ったもので、その背景にある「電気」をクローズアップしています。それにより、幸せな生活ができるのも、電気があってこそでしょ?と訴えています。

もちろん生活に電気は絶対必要です。まったくそのとおりです。でも、そのCMのナレーションが私は気に入りません。

「ドラマチックなことなんか無くても、人は幸せになれると思う。」

申し訳ないけど、私はそんな妥協に満ちた、あきらめの人生はちょっとごめんです。

そりゃ「ドラマチック」という基準は、人によって違うでしょう。それが多い人生もあれば少ない人生もあると思います。

でも、はなっから「ドラマチックなことなんか無くても」と言い放つような、感動や印象が何も無い人生なんてとても幸せとは思えないです。

このCMを作った人。あなたはよほど人生に失望し、絶望の日々を過ごしているのでしょうね…。同情します。

それとも、作者は人生の成功者だという自負があり、高い位置から、「俺はドラマチックな人生で幸せだけど、ドラマチックじゃないお前らも充分幸せだろ。な。」と言ってるのでしょうか。

この記事を書いた人

TOPPY/川合登志和

記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

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