今、名古屋で一番のニュースといえば、やはりドラゴンズでしょう。50年ぶりの日本一に王手をかけ、ナゴヤドームに戻ってきます。
では、今年の日本選手権シリーズをテレビの視聴率とともに振り返ってみましょう。
第1戦 中日0-2西武<ナゴヤD> 関東(TBS)17.1%・名古屋(CBC)31.4%
私はこの日ドームに見に行ったのですが、中日はわずか2安打、途中49分の中断もあり不完全燃焼な試合となりました。
第2戦 中日11-6西武<ナゴヤD> 関東(フジ)16.3%・名古屋(東海)27.4%
最も強敵かと思われたエース松坂を立浪が3ランでノックアウト。全ての流れは井上の好守備で変わりました。シリーズ初となるナゴヤドームでの白星。
第3戦 西武10-8中日<西武D> 関東(テレビ朝日)14.2%・名古屋(メ~テレ)28.9%
5回まで完全に西武ペース、4点のリードを許します。6回に谷繁の満塁HRで逆転。さらに7回表1点追加するものの、裏でカブレラに満塁HRを浴びます。2点反撃するも届かず。
第4戦 西武2-8中日<西武D> 関東(テレビ朝日)13.0%・名古屋(メ~テレ)29.6%。
川上か小笠原かと言われていた先発は、予想外3年目の山井。シリーズ初登板にもかかわらず落ち着いて6回まで無失点。リナレス、アレックス、井上と中日の得点は全てHR。
第5戦 西武1-6中日<西武D> 視聴率はまだ出ていません。
川上は5回まで西武に出塁を許さず完璧。3回荒木が膝を痛めつつもスライディングを決め先制点。4回に井上のヒットで2点を追加。9回立浪、アレックスの連続HRで駄目押し3点。
というわけで、50年ぶりの中日ドラゴンズ日本一まであと1勝です。西武の本拠地である関東地区での視聴率は振るいませんが、名古屋地区の視聴率は関東の倍を越える数字を叩き出している日もあります。テレビを見る限りでは、敵地の西武ドームの日でも半分はドラゴンズファンなのではないかという盛り上がり。西武ドームで2勝したドラゴンズ、落合監督は勝利インタビューで、どちらの試合でも真っ先にファンにお礼の言葉を仰っていました。
ドラゴンズはナゴヤに帰ってきます。ナゴヤドームのチケットは、パリーグの優勝チームが決定する前に発売されたということもあって、9割がドラゴンズファンなのではないかという雰囲気になるでしょう。
日本一までもう少し!
(メルマガ第49号より)
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