日本電信電話(NTT)が社名で国際色を出したいなら…国際電信電話(KDD)になればいいじゃない!

世界デザイン博覧会FM放送局に協賛していたKDD

NTTが国際化に弾みをつけるために、現在の正式社名「日本電信電話株式会社」を2025年6月に変更することを表明したと日経新聞が報じました。それを受けて思ったのです。

日本を国際にして「国際電信電話株式会社」にすればいいじゃないか!略称を「KDD」にすればいいじゃないか!と!

かつてのKDDのパロディだったのだけれど…

これはもちろん、かつて実在した「KDD」「Kokusai Denshin Denwa=国際電信電話」を引き合いに出したギャグなのですが…。

もう「KDDI」が「KDD」と「DDI」の合併によって誕生した会社であるということを知らない世代も増えているのですね。投稿したXのポストにたくさんのマジレスがつきました。

IDOも忘れないで

KDDIは「KDD(国際電信電話)」と「DDI(第二電電)」そして携帯電話の「IDO(日本移動通信)」が合併して誕生しているのですよね。

とはいえまあ実際はIDOは無視されていて、それは当時自虐CMも作られるほどの自認で、KDD+DDI=KDDIなのですよね。KDDIの語源が「国際電信電話第二電電法人」=「Kokusai Denshin Denwa+Daini Denden Inc.」の略だなんてもうみんな覚えてないか…。

これ2回も「DenDen」が出てきていますね。

ゼロゼロワンダフル!

KDDが「001」を「ゼロゼロワンダフル!」と言ってCMをしたら、ライバル社「0061」のIDCがゼロをラブと読んで「ラブラブシックスワン」と言って苦情が殺到。「ゼロゼロロクイチ」に変更されたことがあったよね…だとか。

市外電話サービスには「0077第二電電DDI」だけでなく、鉄道好きはJR系の「0088日本テレコム」、道路好きはJH(現・NEXCO)系の「0070テレウェイ(日本高速通信)」みたいな棲み分けもありましたよね…。

京セラ・稲盛和夫の野望―第二電電へ至る途 (1985年)京セラ・稲盛和夫の野望―第二電電へ至る途 (1985年)

この記事を書いた人

TOPPY/川合登志和

記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

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