尾張名産 かくふ(フアキ)
名古屋・愛知では大みそかにすき焼きを食べる風習があります。これは縁起物でもありまして、名古屋では古くから鶏肉のすき焼きのことを「ひきずり」と呼んでいまして…。
年末には肉をひきずり倒して、何事も翌年にひきずらないようにという意味がこめられています。そしてそこには欠かせない食材があります。
名古屋のすき焼きに欠かせないかくふ
名古屋のすき焼きに欠かせないのが「かくふ」です。生のお麩で「角麩」と書きます。波のようなすだれ模様がつけられているのが特徴です。買ってきたかくふにも「尾張名産」と入っていて完全にご当地のものです。
味をしっかりすってもっちもちに
このかくはすき焼きはもちろん様々な料理に使えるのですが、しっかりと味を吸収してくれるうえに食感がもちもちになるので、すき焼きに入れるとお肉の味がじゅわっと入ったもちもちなのに、低脂肪で低カロリーという最高の存在になるのです。
お肉はちょっと奮発して…
本来であれば「ひきずり」は鶏肉にすべきなのですが、やっぱり、たまのすき焼きだから牛肉が食べたいよね…!ということで、今回は特選鹿児島牛のすき焼き用のお肉でいただきました。
すき焼き最高!かくふ最高!です!
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