純国産ポテトチップス・柚子(ノースカラーズ)
あまり考えたことは無かったけれど
ついつい手が伸びてしまうポテトチップス。あまり頻繁には食べないようにしていますが、2歳の娘の、食べ始めると止まらない様子を見ても、年齢関係なく「ついつい」なお菓子であることがわかるわけですが…。
そもそもなぜ、ポテトチップスを「頻繁に食べないように」してしまうのか。そこには、ポテトチップスはあまり体に良いものではないという印象があるからなのですよね。
その印象はどこから来るのか。なんて考えていたら、逆に、そう思わせないポテトチップスを発見しました。「純国産ポテトチップス」です。
じゃがいもだけじゃないんだ…
純国産ポテトチップスと聞いて、じゃがいもが国産なのかな?と思ったらそれだけではありませんでした。まずは「北海道産じゃがいも100%」に、柚子味ですから「国産柚子100%」、そして「国産米油100%」。ポテトチップスを揚げる油の産地なんて、考えたこともありませんでした。
さらには「化学調味料・人工甘味料・着色料・香料 無添加」とあります。そうですよね、そのあたりも気づかないうちに普通は配合されているわけですものね。
この純国産ポテトチップスを発売しているノースカラーズは、「安心安全な国産原料の普及」と「食料自給率の向上」を目指しているそうで、原料は全てが国産、化学調味料や人工甘味料、合成保存料、着色料、香料を一切使わない「原料の全てが国産の贅沢なシリーズ」とのこと。
普通はパーム油なんですね
パッケージには、「パーム油」を使用することで、「原産国ではプランテーションが拡大し、深刻な熱帯雨林の破壊に繋がる」「先住民族を苦しめ、ゾウやトラなどの野生動物の生息地を奪う」とまで書いてあり、国産米油を使うことがそこまでに繋がるんですね…。
それだけでなく、外国産パーム油に比べて国産米油は、油酔いの原因になるアクロレインの発生量が半分なのだそうで。油酔い…。
原材料名は「じゃがいも(北海道産)、こめ油(国産)、食塩(国産)、柚子粉末(国産)、昆布(日高産)、鰹節(国産)」だけ。
なんとシンプルなのでしょう。食塩までもが国産です。さりげなく昆布が日高産だったりします。
この原材料を見れば、ポテトチップスを「あまり食べないようにしよう」と思う要素が見当たりません。
シンプルです本当に
袋を開けても、いつも食べてるようなポテトチップスの香りはありません。純粋にじゃがいもと油の香り。香料や化学調味料が入っていないからなのでしょうね。でも逆に、この段階では柚子の香りがあまり感じられません。ということは、いつも食べるようなお菓子の「柚子風味」は、香料が作り出すものなのでしょうかね?
食べてみると、あっさりと軽い感じですが、しっかりとじゃがいもの風味が。そしてここで柚子の香りが口のなかに漂います。確かに、油のいつもの感じもなく、これが米油のなし得るところなのでしょうね。
これなら、ポテトチップスを食べる時に感じる何となくある背徳感もなく、おいしく子どもにも安心して食べさせられます。
ノースカラーズには他にも、「バタークッキー」「きなこかりんとう」「ラスク」「醤油せんべい」「野菜せんべい」「芋けんぴ」など、すべてが国産の純国産ラインナップがあるようで、さらにお菓子だけでなく食品も…。
そうですよね。普段、国産と謳われていないものは国産ではないと、意識するようになりますねこれは。
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