偶然にも、ピザが食べ放題のパスタ店に、連続して行く機会がありました。しかもそのパスタ店は、名前は違えども、経営者は同じ。そもそも、あの会社はなぜ、2つのパスタ業態を維持しているのか…。おいしくいただきながら考えてみました。
最初に
訪れたのは、かつて東海ラジオの時報でもおなじみだったとろけるなめらかプリンでおなじみの「パステル」
このパステルの時報は、時折「とんかつ知多家」に差し替えられることがあったことからもわかりますが、パステルというのは、チタカ・インターナショナル・フーズの開発した、パスタ業態なんですよね。ロードサイド店では、「パスタを注文するとピザ食べ放題」というスタイルになっており、
味もボリュームも大満足です。ただ、金額はやっぱりそれなりですので、ちょっと気分的に贅沢したい時は、パステルに行くことが多いです。
さて、名古屋の東部に長年住んでいた私にとってこの、「パスタを注文するとピザ食べ放題」というスタイルは、別の店が先に思い浮かぶんですよね。そう、「オールドスパゲティファクトリー(OSF)」
オールドスパゲティーファクトリーは、北米を中心に世界で展開するパスタチェーンで、日本にもたくさん店があるのですが、そのなかで、ピザ食べ放題というスタイルをとっているのは、長久手市の藤ヶ丘店だけです。
名古屋市内にある他の店舗にも入ったことがありますし、カナダのバンクーバーでもOSFのお店で食べたことがありますが、ピザ食べ放題サービスはありませんでした。
しかし、藤ヶ丘のピザ食べ放題サービスは相当昔からあり、そのイメージが強く、パステルがそのサービスを始めた時に、「藤ヶ丘のオールドスパゲティーファクトリーみたいだな」と思ったものです。
そうしたらなんと、藤ヶ丘のオールドスパゲティーファクトリーにパステルのなめらかプリンが置かれるようになったんですよね。え?それってどういうこと?と思ったら、藤ヶ丘のオールドスパゲティーファクトリーは、パステルを運営している、チタカ・インターナショナル・フーズがやってるお店だったのです。
この、チタカという会社は、昔からイタリアンのお店を出すことが好きだったようで、イタリアントマトのフランチャイズ店舗を出したり、オールドスパゲティファクトリーのフランチャイズ店舗を出したりとしてきたわけです。
しかし、独自のイタリアン業態である「パステル」を開発し、イタリアントマトとはフランチャイズ契約を切っているのです。でも…、オールドスパゲティファクトリーをやめるつもりは、無いんですね。
独自でパステルを展開しているのに、1店舗だけ、オールドスパゲティファクトリーを運営し続けているチタカ。これ、結構興味深いんですよね。実は、オールドスパゲティファクトリーのノウハウを、独自業態のパステルに…いやいやいや、どうなんでしょ。
とにかくこれからも、おいしいピザの食べ放題、よろしくお願いします。
売上よりも利益を出さないとですよね。ピザ食べ放題って大丈夫なのかなあ…と思っちゃうけど、きっとパスタで元とれてるんでしょうね。
コメント