名古屋では買えない天むすもぐもぐ

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新幹線で東京から名古屋へ帰る際に、おお!これは!と、思わず手にとってしまったのが、天むすです。え?天むすだったら名古屋が本場でしょ?だっていわゆる「名古屋めし」のひとつでしょ?

いえいえ、その天むすは、名古屋では買えない天むすなのです。

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そもそも、天むすはなぜ名古屋名物として、確固たる地位を獲得するに至ったのでしょうか。今では多くの人が知るところになりましたが、もともと、天むすは三重県津市の天ぷら料理店のまかない料理で、それが人気メニューとなったものなんですね。

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それが暖簾分けされて、名古屋の大須へと、1980(S55)年にやってくるわけです。ですので、名古屋名物としての、天むすの歴史としては、24年ということになります。

それとは別に、天むすを一気に全国区に押し上げた、ある一つのお店があります。それが「天むすすえひろ」です。

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1986(S61)年に大阪で創業した天むすすえひろは、この天むすを東京と大阪に展開。新幹線の駅で販売し、芸能人の口コミで一気にバツグンの知名度に。東京・神奈川のあちこちの駅、百貨店、スーパーで、そして京阪神エリアでも手広く販売し、東京と大阪で天むすを買うなら、「天むすすえひろ」となった、そして同時に、それが「名古屋名物」として浸透したというわけです。

あれ?名古屋は?そうなんです。この天むすすえひろ、名古屋には一切展開していないのです。でも、名古屋に縁が無いわけではなくて、天むすすえひろを経営しているのは、タレントの末広まきこさん。

かつては、名古屋・東海ラジオの土曜朝の顔として、「あなたの土曜日・真季子とともに」で人気を博しました。

もう、これ以上の説明はしなくてもいいですよね…。

名古屋では買えない、天むす…いただきました…。

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